国内最大

総合テニス専門サイト「テニス365」

tennis365.net

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

野口紗枝 全日本Jr優勝からプロへ

錦織圭、野口紗枝
錦織圭から指導を受ける野口紗枝
画像提供: ユニクロ/tennis365.net
日本ジュニアの各年代の頂点が決する大会、ユニクロ 全日本ジュニアテニス選手権 2024(日本/東京、ハード、有明テニスの森公園 テニスコート)が26日に開幕する。開幕に先立ち、昨年の女子16歳以下で単複優勝を飾った野口紗枝がインタビューに応じた。

ユニクロ全日本ジュニアテニス選手権は、18歳以下の選手が男女シングルス・ダブルスの各部門で競う国内最高峰のジュニアテニス大会。今年からは男女混合のシングルス形式の車いすテニスの部も加わる。

同大会のアンバサダーは、ユニクロのグローバルブランドアンバサダーである錦織圭と元プロ車いすテニスプレーヤーの国枝慎吾が務めている。

また、各カテゴリーのシングルス男女優勝者8名と、フェアかつベストプレーの姿勢で臨んだ選手を全カテゴリーの中から大会推薦として男女1名選出し海外合宿に招待する。

海外合宿では錦織とのヒッティングや、海外選手との練習の機会が提供される。

今回、昨年の同大会女子16歳以下で単複制覇を達成し、直近では今月行われたインターハイ/北部九州総体2024(大分/大分市、レゾナックテニスコート、豊後企画テニスコート、砂入り人工芝)で優勝を飾った野口が練習拠点であるテニスガーデンレニックスでインタビューに応じた。

Q. 出身とテニスを始めたきっかけを教えてください。

出身は神奈川県です。テニスは小学校3年生の頃に始めました。それまでは野球をやっていて、テニスはお母さんとお兄ちゃんがやっていて始めました。お母さんがテニスをやっているのを見に行って、やってみようかなみたいな感じで始めさせてもらいました。

Q. テニスを始めてすぐに大きな結果は残せましたか?

いえ、中学2年生くらいまでは全国レベルには行っていなくて、関東ジュニアもあまり結果は残せませんでした。全中(全国中学生テニス選手権大会)も中学3年生で初めて行きましたけど、全然1回戦負けでした。

Q. そこから飛躍するきっかけはあったのでしょうか。

コロナ禍は大きかったです。結構コロナの期間にたくさん練習して、少し安定して勝てるようになったかなと思います。中学1年生の終わりくらいだったと思うんですけど、だいぶ伸びたかなって思います。

昔は少し足が速くて走り回るプレーだったんですけど、だんだんやっぱりそういうテニスって限界というか、勝つのが大変になってきて勝てなくなってくるので、自分からポイントを取る練習をしなきゃという話になりました。そこから少しずつ攻撃し始めたのが、勝てる要因になったと思います。今は攻撃するテニスがすごく好きです。

Q. 好きな選手はいますか?

ずっとN・ジョコビッチ(セルビア)選手って言ってたんですけど、最近勝っているJ・パオリーニ(イタリア)選手がすごい好きです。ストロークが凄くてみていて楽しいです。


野口紗枝 [画像提供:tennis365.net]

Q. 昨年ユニクロ全日本ジュニアテニス選手権16歳以下の部で単複優勝を果たし海外合宿に参加されましたが、このプログラムの存在は知っていましたか?

去年行ってる人がいたなくらいで、実際に優勝して『いけるんだ』みたいな感じでした。それまでは海外に全く行ったことがなくてすごく楽しかったです。

Q. プログラム中に海外の選手とも練習したと思いますが印象を教えてください。

やっぱりサイズ感が違うのでパワーもだいぶ違うなと思いました。でも一緒に行ったメンバーと自分たちのテニスは丁寧だねとも話していました。海外の選手はすごくパワーで押し込んでくるので、自分たちの良さにも気づけました。

Q. プログラム内で錦織選手とヒッティングをしたと思いますが感想を教えてください。

ラリーをさせてもらいましたがすごかったです。何打っても押されるみたいな感じでした。私はその時期フォアハンドが荒れていて課題だったんですけど、その部分のアドバイスをもらいました。帰ってきてからもそのアドバイスをもとに練習をしました。


海外合宿で錦織圭から指導を受ける野口紗枝 [画像提供:ユニクロ]

Q. 初めての海外ということでテニス以外の部分で感じたことはありますか?

食事面でやっぱり日本のご飯は美味しいです。私あまり好き嫌いもなくて、食べるのがすごい好きなんですけど、毎日パスタを食べていたのでご飯食べたいなって思いました(笑)

Q. このプログラムに参加して価値観や考え方に変化はありましたか?

奈良くるみさんとか錦織選手とかと一緒に話したりして、世界で通用する人ってこういう考えなんだなとか、こういう練習してたんだなとか、そういう学びがたくさんありました。多分ごく一部だと思うんですけど、それを知れてよかったなって思います。

あと、海外のコーチから『取り入れるかは自分次第だけど1つの参考として人の話はちゃんと聞こうね』とういう話をしていただいて、今までは自分がやりたいようにやればいいと思っていたんですけど、第三者からの意見も大切だなと思いました。

もちろんやるのは自分なので、それは自分が最後に決めればいいんですけど、やっぱり人からの意見って自分ではわからないことが多いので、そういうのはちゃんと聞こうという意識になりました。

Q. 昨年の全日本ジュニア優勝から海外合宿を経て、直近では圧倒的な強さでインターハイを制覇しました。テニス面では何が成長しましたか?

本当に去年と比べるとテニスはだいぶ強くなったなっていう実感があります。去年はすごく緊張しちゃって、自分のテニスというよりは今自分ができることをやろうみたいな感じでした。

でもこれから先のことを考えて、自分から仕掛けて攻撃していくテニスっていうのを自分の中で意識し始めたので、勝ちビビりというか、勝たなきゃいけないみたいな気持ちになって守りに入ることが少なくなりました。

もちろんテニスの部分も強くはなったと思うんですけど、メンタルがテニスを強くしていると感じています。

Q. 直近の目標を教えてください。

まずは全日本ジュニア(18歳以下)で、もちろんジュニアが最後なので優勝を目指してはいるんですけど、優勝というよりこれから先につながればいいなと思っています。楽しんでテニスをやって、それで最後に結果がついてきたら、それでまたフロリダ(海外合宿)に行きたいなって思います。

Q. 今後の進路と目標を教えてください。

プロ選手として活動して行く予定です。高校に行っている間は出れる範囲でITFの大会などに挑戦していきたいと思っています。

Q. プロになると決めたきっかけを教えてください。

プロは選択肢にあったくらいで、ほぼ大学に行くつもりでした。でも去年、全日本ジュニアで優勝してプロになろうという気持ちになりました。

やるとは決めたんですけど、まだどんな世界かはわからないです。でもやっぱりこれだけ日本人のプロがいて四大大会の本戦に出場している選手が少ないって考えると、まずはそこを目標にしてやっていかなきゃいけないと思います。


野口紗枝 [画像提供:tennis365.net]

全日本ジュニアからプロへ。野口の挑戦が始まる。

【ユニクロ 全日本ジュニアテニス選手権 2024】
●日程
・男女12歳以下、14歳以下
8月26日~8月31日

・男女16歳以下・18歳以下
9月1日~9月6日

・車いすテニス
9月4日~9月6日

●会場
有明テニスの森公園 テニスコート(使用コート:屋外コートNo.1-22 / 屋内コート 有明コロシアムおよびインドアNo.1-8)


昨年の海外合宿 [画像提供:ユニクロ]



■関連ニュース

・錦織 圭 惜敗に悔しさも「希望見えた」
・大坂「セーラームーンが変身したよう」
・アジア人初の金「大きな夢を」

■おすすめコンテンツ

・テニス体験レッスン受付中
・無料ドロー作成ツール
・世界ランキング
(2024年8月19日12時21分)

その他のニュース

9月17日

島袋将 逆転負けで予選敗退 (16時13分)

【1ポイント速報】島袋将 予選1回戦 (16時00分)

好調の柴原瑛菜 日本勢4番手に浮上 (15時13分)

ジョコ元陣営 シナーのチーム加入 (14時32分)

引退の元世界2位が出産を発表 (12時13分)

肩の負傷が相次ぎ今季終了 (11時26分)

ベルディヒとのコーチ関係終了 (10時04分)

世界1位在位121週、歴代7位タイに (9時01分)

西岡良仁 第8シードで出場 (7時56分)

9月16日

錦織圭 初戦は19歳の世界67位に決定 (18時33分)

なぜ?柴原瑛菜が日本代表外れる (17時32分)

19歳の決断、広がる選択肢 (16時19分)

熊坂拓哉 第1シード撃破し初V (15時04分)

デビス杯 8強出揃う (13時12分)

錦織圭・ジョコビッチら活躍し勝利 (12時08分)

大坂なおみは「出産前と大きく違う」 (11時05分)

島袋将 2週連続好成績で準V (9時58分)

9月15日

添田監督「勝って本当に良かった」 (21時35分)

西岡良仁、錦織ら存在に「安心感」 (20時49分)

錦織圭 勝利決めた西岡に「頼もしさ」 (19時30分)

西岡良仁が熱戦制し日本勝利! (18時45分)

【1ポイント速報】西岡良仁ら デビス杯2日目 (17時57分)

錦織圭は複に「出る意欲あった」 (17時34分)

望月/綿貫組 逆転負けで日本2勝1敗に (15時41分)

錦織圭 ダブルス出場回避 デ杯 (12時45分)

大坂なおみら 日本代表が決定 (12時12分)

ジョコビッチ 世界770位に圧勝 (11時07分)

大坂コーチ 解任は「なおみが決めた」 (10時04分)

9月14日

錦織圭 プレーに手応え「流れ来てる」 (21時04分)

島袋将 第2シード破り2週連続V王手 (20時12分)

添田豪「2人の頼もしさ感じた」 (19時53分)

錦織圭 8年ぶりデ杯「緊張感あった」 (19時31分)

錦織圭 勝利に「まあまあでした」 (18時11分)

錦織圭 快勝で日本勝利に王手 (17時58分)

【1ポイント速報】錦織圭 デビス杯第2試合 (17時25分)

西岡良仁「落ち着いてプレーできた」 (17時21分)

西岡良仁 完勝で日本が先勝 (15時37分)

韓国OP 格上げもトップ10全員欠場 (11時04分)

年齢別大会多数開催!【10月大会】 (10時04分)

錦織圭「待ち遠しい」 日本で初開催 (9時04分)

大坂なおみ コーチと関係解消 (7時36分)

【動画】西岡良仁が熱戦制し日本が勝利を決めた瞬間! (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る


テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!