女子テニスのツアー下部大会、W15東京 大東建託オープン supported by JWT50(日本/東京、ハード、ITF1.5万ドル)は16日、シングルス決勝が行われ、第3シードの
西郷里奈が第6シードの
秋田史帆を4-6, 7-6 (8-6), 7-5の逆転で破り、2022年のW15 アンタルヤ(トルコ/アンタルヤ、クレー、ITF1.5万ドル)以来 約2年ぶり通算2度目のITF大会優勝を飾った。
JWT50は日本女子テニスの活性化と若手選手の育成を目的に、世界ランキング50位以内をマークした元プロテニス選手の有志が2022年に創設した団体。女子テニスの黄金期を築いた
伊達公子、
杉山愛、
神尾米を理事に、世界で活躍した名だたるプレーヤーたちが揃い、大会機会の創出、テニスを通したコミュニケーションアクションを展開している。
同団体は今年、W15の大会を富山、福井、東京、札幌で大会を開催。6月10日からは有明で熱戦が繰り広げられている。
そして16日にシングルス決勝が行われ世界ランク510位の西郷と同627位の秋田が対戦。第1セット、西郷は2度のブレークに成功するも秋田に3度のブレークを許し先行される。それでも第2セットはタイブレークの末に獲得し1セットオールに追いつく。
迎えたファイナルセット、互いにブレークを奪い合う展開となるも4度のブレークに成功した西郷が2時間50分に及ぶ激闘の末に勝利し優勝を決めた。
なお、W15東京 大東建託オープン supported by JWT50は7月22日から北海道・札幌にて2週間にわたり行われる予定。
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