男子テニスのボス・オープン(ドイツ/シュトゥットガルト、芝、ATP250)は15日にシングルス準決勝が行われ、プロテクトランキング(負傷などで長期離脱した選手の救済措置)で出場している世界ランク95位の
M・ベレッティーニ(イタリア)が第5シードの
L・ムセッティ(イタリア)に6-4, 6-0のストレートで快勝し決勝進出を果たすとともに、オープン化以降同大会史上最多タイとなる3度目の優勝に王手をかけた。
>>ダニエル 太郎vsコキナキス 1ポイント速報<<>>大坂 なおみvsジェン 1ポイント速報<<>>大坂 なおみ、ガウフらエコトランス レディースOP組合せ<<元世界ランク6位のベレッティーニは度重なる負傷の影響で世界ランクを落としていたものの、今季4月のハッサン2世グランプリ(モロッコ/マラケシュ、レッドクレー、ATP250)でタイトルを獲得。しかし、その後ロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)を最後にツアーを離脱し、今大会は約2ヵ月ぶりの復帰戦となった。
2019年と2022年にボス・オープンを制覇しているベレッティーニは今大会、1回戦で第8シードの
R・サフィウリン、2回戦で世界ランク117位の
D・シャポバロフ(カナダ)、準々決勝で同101位の
J・ダックワース(オーストラリア)を下し4強入りした。
世界ランク30位のムセッティとの同胞対決となった準決勝、ベレッティーニはファーストサービス時に78パーセントの確率でポイントを獲得し相手にブレークを与えず、リターンゲームでは4度のブレークに成功。力強いショットやスライスショット、ネットプレーも織り交ぜムセッティを翻弄し、わずか1時間6分で決勝進出を果たした。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにベレッティーニのコメントを掲載した。
「もちろんロレンツォ(ムセッティ)のような良き友人と対戦するのは決して簡単なことではない。僕たちはお互いをよく知っているんだ」
「特に最初は少し緊張しているのがみていてわかったと思う。でも第1セットのサーブの時は緊張を抑えることができた。その後はどんどん調子が良くなった。勝てて嬉しいよ」
ベレッティーニは同大会3度目の優勝をかけ、決勝で第6シードの
J・ドレイパー(イギリス)と対戦する。ドレイパーは準決勝で世界ランク70位の
B・ナカシマ(アメリカ)を下しての勝ち上がり。
仮にベレッティーニが3度目の優勝を達成すると、オープン化以降同大会の優勝回数で
R・ナダル(スペイン)に並び史上最多タイとなる。
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