テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は6日、女子シングルス準決勝が行われ、第1シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)が第3シードの
C・ガウフ(アメリカ)を6-2, 6-4のストレートで破り、3年連続4度目の決勝進出を果たすと共に大会3連覇に王手をかけた。試合後、シフィオンテクは世界ランク134位の
大坂なおみとの2回戦での勝利が自信になったと明かした。
>>シフィオンテク 3連覇に王手、全仏OP組合せ・結果<<>>シナー、アルカラスら全仏OP組合せ<<世界ランク1位のシフィオンテクが同大会に出場するのは6年連続6度目であり、2020年・2022年・2023年に優勝を飾っている。
3連覇と4度目の優勝を狙う今大会では1回戦で予選勝者で世界ランク148位のL・ジャンジャン(フランス)、2回戦で同134位の大坂、3回戦で同42位の
M・ブズコバ(チェコ)、4回戦で同41位の
A・ポタポヴァ、準々決勝で第5シードの
M・ボンドロウソワ(チェコ)を下し4強入りした。
準決勝、39本のアンフォーストエラー、4本のダブルフォルトを犯すなどミスが目立ったガウフに対し、シフィオンテクは4度のブレークに成功。自身のサービスゲームではブレークを1度に抑え、1時間37分で勝利した。
試合後のオンコートインタビューでシフィオンテクは「彼女(ガウフ)はかなり成長していると思う。結果を見れば分かるわ。昨年の全米オープンでは彼女がタフであることが証明された。この年齢になって、彼女が成長していくのは明らか。彼女が周りのすべてのことにうまく対処しているのを見るのはいいことよ。最高レベルでは、もっと激しい試合をたくさんすることになると思う。ココ(ガウフ)は最も安定した選手の一人だからね」とコメントした。
また、インタビュアーを務めた元世界ランク1位の
M・ビランデル(スウェーデン)から2回戦の大坂戦後にどのような変化があったか問われ、次のように答えている。
「確かに何かが変わった。コートに慣れてきたと思う。グランドスラムでの雰囲気は他の大会とは大きく異なるため、序盤の試合をプレーするのは簡単ではない。ナオミとの試合ではその雰囲気に慣れる時間がなかった。彼女は最初から激しく、私にプレッシャーをかけてきたけど、うまく対処できてよかった。その後、流れが変わった。それが私のプレーに役立ったと思う。自信がついたと言えるわ」
なお、3連覇がかかるシフィオンテクは決勝で第12シードの
J・パオリーニ(イタリア)と対戦する。パオリーニは準決勝で世界ランク38位の
M・アンドレーワをストレートで下しての勝ち上がり。
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