テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は4日、女子シングルス準々決勝が行われ、第1シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)が第5シードの
M・ボンドロウソワ(チェコ)を6-0, 6-2の完勝で破り、3年連続4度目のベスト4進出を果たした。
>>シナー、アルカラスら全仏OP組合せ<<>>シフィオンテク、サバレンカら全仏OP組合せ<<23歳で世界ランク1位のシフィオンテクが同大会に出場するのは6年連続6度目。2020年・2022年・2023年に優勝を飾っており、今大会では3連覇と4度目の優勝を狙っている。
今大会は1回戦で予選勝者で世界ランク148位のL・ジャンジャン(フランス)、2回戦で同134位の
大坂なおみ、3回戦で同42位の
M・ブズコバ(チェコ)、4回戦で同41位の
A・ポタポヴァを下し8強入り。尻上がりに調子を上げ、特に4回戦のポタポヴァ戦では6-0, 6-0の“ダブルベーグル”で完勝した。
準々決勝、勢いの止まらないシフィオンテクはボンドロウソワ相手にも圧倒。3度のブレークに成功し6ゲームを連取して第1セットを先取すると、第2セットも2度のブレークを奪いリード。最後までブレークを許すことなく完勝し、わずか1時間2分で4強へと駒を進めた。
シフィオンテクは4回戦と準々決勝の4セットでわずか2ゲームしか相手に与えていない。
試合後の会見でシフィオンテクは現在の調子について以下のように語った。
「自分のプレーが日に日に良くなっているのはうれしいし、今日はかなり自信があった。スコアはあまり気にしないようにしている。正直、スコアが何なのか忘れてしまうこともあるの。つまり、技術や戦術、次のポイントでどうするかを考えることで精一杯。そのせいで、他のことを考えたり、ぼんやりしたりする時間がないから。もちろん、そうするのは簡単なことではないし、いつもそうできているわけでもないけどね。いつもはポイントのことを考えずに、1点取るごとにリセットして、次からはクリーンな気持ちで最初から始めることができるようにしている」
全仏オープン4度目の優勝まであと2勝に迫ったシフィオンテクは準決勝で第3シードの
C・ガウフ(アメリカ)と対戦する。ガウフは準々決勝で第8シードの
O・ジャバー(チュニジア)を逆転で下しての勝ち上がり。
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