男子テニスのVitro釜山・オープン(韓国/釜山、ハード、ATPチャレンジャー)は13日、シングルス準決勝が行われ、世界ランク241位の
内山靖崇が第1シードで同107位の
J・ダックワース(オーストラリア)を6-3, 4-6, 7-6 (7-4)のフルセットで破り、チャレンジャー大会では2021年9月のマヨルカ・チャレンジャー(スペイン/マヨルカ、ハード、ATPチャレンジャー)以来 約2年7か月ぶりの決勝進出を果たした。
>>内山靖崇 CH決勝 1ポイント速報<<31歳の内山は今季開幕からチャレンジャー大会へ出場。1月のHCI バーニー国際1(オーストラリア/バーニー、ハード、ATPチャレンジャー)、2月のHCI バーニー国際2(オーストラリア/バーニー、ハード、ATPチャレンジャー)と2週連続で4強入りするなど結果を残してきている。
今大会では1回戦で第3シードの
島袋将、2回戦で世界ランク225位のD・スウィーニー(オーストラリア)、準々決勝で予選を勝ち上がった同424位のP・ジュブ(イギリス)を下し4強入りを決めた。
そしてこの日の準決勝、第1セットでは4度のブレークポイントを凌いだ内山が第6ゲームから4ゲームを連取し先行する。しかし続く第2セット、第2ゲームで2度のブレークチャンスを活かせなかった内山は第5ゲームでブレークを許し1セットオールに追いつかれる。
迎えたファイナルセット、互いにサービスゲームが安定せず2度ずつブレークを許し終盤へ。第12ゲームでは2本のマッチポイントとなるブレークチャンスを内山が握るも活かせずタイブレークにもつれ込む。それでもタイブレークで内山は4-4の場面から3ポイントを連取し、2時間48分に及ぶ熱戦を制した。
優勝すれば2019年10月の2019国際メンズ・チャレンジャー(中国/寧波、ハード、ATPチャレンジャー)以来 約4年6か月ぶり通算6度目のチャレンジャー大会制覇となる内山。
決勝では世界ランク201位のホン・ソンチャン(韓国)と対戦する。ホンは準決勝、ワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク645位の
クォン・スンウ(韓国)と対戦予定だったが試合前に棄権したため勝ち上がりを決めた。
なお、決勝戦は日本時間14日の第2試合。第1試合は11時に開始予定であり、ダブルスのセレモニー後にシングルス決勝は行われる。
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