国内最大

総合テニス専門サイト「テニス365」

tennis365.net

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

“指揮者”ジョコがブーイングに応戦

ノヴァーク・ジョコビッチ
ブーイングに反応するジョコビッチ
画像提供: ゲッティイメージズ
男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は11日、シングルス3回戦が行われ、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が世界ランク24位のL・ムセッティ(イタリア)を7-5, 6-3のストレートで破り、5年ぶり10度目のベスト8進出を果たした。この試合、ブーイングを受けたジョコビッチはまるでオーケストラの指揮者のようなジェスチャーで応戦した。

>>【動画】ジョコビッチ 観客からのブーイングに、オーケストラの指揮者のようなジェスチャーで応戦<<

>>ジョコビッチ、シナーらモンテカルロMS組合せ<<

世界ランク1位で36歳のジョコビッチが同大会に出場するのは17度目。2013年と2015年には優勝を飾っている。

今大会は上位8シードが1回戦免除のため、ジョコビッチは2回戦からの登場。初戦となった2回戦では同41位のR・サフィウリンを下し3回戦に進んだ。

そしてこの日の3回戦では、昨年の同大会3回戦で敗れた22歳のムセッティと顔を合わせることとなった。

2回戦後の会見で「もう一度彼(ムセッティ)と対戦できることを心から願っている」と述べていたジョコビッチはこの試合の第1セット、第1ゲームで先にブレークを許しリードされる。ドロップショットなどを駆使するムセッティからなかなかチャンスを握れずにいたジョコビッチだったが、第8ゲームでブレークバックに成功し追いつく。

その後迎えた第12ゲームでは、このセット2度目のブレークポイントを握ると、ここでムセッティが痛恨のダブルフォルトを犯しジョコビッチが第1セットを獲得する。

続く第2セット、両者2度ずつブレークを奪い合う激しい展開となるも、第8ゲームでジョコビッチがリターンエースを決めこのセット3度目のブレークに成功。その後の第9ゲームをキープしたジョコビッチが昨年の雪辱を果たし1時間58分で勝利した。

試合後の会見でジョコビッチは「今日はコート上で少し苦しんだ。でも、去年と比べて自分のプレーは気に入っている。より良いテニスができていると思う。これは過程なんだ。連日勝ち続けることができればいいけど、クレーシーズンで最高のテニスができるようになることが大きな目標。だから、まだ数週間はかかるよ。今のところ、自分のプレーを楽しんでいるよ」とコメント。

また、第1セット、ムセッティがゲームカウント4-3とリードし迎えた第8ゲームが試合の分岐点だったとジョコビッチは言及した。このゲーム、0-40の場面でジョコビッチはボールがアウトだと主審に抗議。判定通り実際にアウトだったものの、それに対し観客がブーイングを浴びせるとオーケストラの指揮者のようにジョコビッチが応戦。これが自身をリラックスさせたと明かした。

「僕は色々なエネルギーを自分にとって良いものに変換しようとしている。観客とのトラブルを望んでいない。“ブーイングされても、もっとうまくプレーできる”。僕はそういうメンタリティではない。でも、もし観客が僕にふさわしくないと思うような反応をし始めたら、それはフェアじゃないと思う。それに関して説明できないと思ったら、僕はそれに反撃するよ。ご存知のとおり、誰かが自分に悪いことをしているなら、自分の立場を守るという考え方で僕は育ってきたからね」

「もちろん、その瞬間まではムセッティの方が優れた選手だった。そして、それは正しいタイミングで来たと思う。ある意味、リラックスできたというか......。少し笑顔になったしブーイングに対して指揮者のようにしてみたら、うまくいったんだ(笑)」

勝利したジョコビッチは準々決勝で第11シードのA・デ ミノー(オーストラリア)と対戦する。デ ミノーは3回戦で同46位のA・ポピリン(オーストラリア)を6-3, 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。

同日には第2シードのJ・シナー(イタリア)、第7シードのH・ルーネ(デンマーク)、第8シードのC・ルード(ノルウェー)、第12シードのS・チチパス(ギリシャ)、第14シードのU・アンベール(フランス)、第15シードのK・ハチャノフが8強に駒を進めた。

[PR]4/12(金)、13(土)「女子テニス国別対抗戦ビリー・ジーン・キング・カップ ファイナル予選 日本vsカザフスタン」
4/15(月)開幕「男子テニスATPツアー500 バルセロナ」
WOWOWオンデマンドでライブ配信!


■WOWOWオンデマンドはこちら>




■関連ニュース

・ジョコ 昨年負けた相手に雪辱果たす
・ジョコ、フェデラーに嫌われていた
・ジョコ 今季クレー初戦で圧勝

■おすすめコンテンツ

・テニス体験レッスン受付中
・無料ドロー作成ツール
・世界ランキング
(2024年4月12日11時56分)

その他のニュース

11月8日

【速報中】西岡良仁vsマッケイブ (14時00分)

19歳 ツアー初制覇に王手 (13時01分)

異例 6人で最終戦の記念撮影 (11時50分)

ジョコ破り優勝が条件、最後の試練へ (10時47分)

最終戦 決勝は全勝対決に (9時44分)

ジョコ 今季3度目の決勝進出 (8時35分)

11月7日

島袋将 第2シードに逆転勝ちで4強 (16時33分)

西岡良仁 日本勢対決制し4強 (15時58分)

野口莉央 熱戦の末に準々決勝敗退 (14時30分)

【1ポイント速報】西岡良仁vsサンティラン晶  (13時25分)

世界222位 快進撃で初のツアー4強 (12時46分)

ジョコ以来の最年少記録で4強 (11時48分)

女子最終戦 4強出揃う (9時57分)

ジョコビッチ 199度目のツアー4強 (9時02分)

男子最終戦 組合せ決定 (8時05分)

11月6日

西岡良仁8強入り 次戦は日本勢対決 (17時52分)

【1ポイント速報】西岡良仁vsジュン  (15時50分)

内山靖崇 逆転負けで8強ならず (15時42分)

世界222位 番狂わせで8強 (15時33分)

ジョコ 過小評価されている選手明かす (15時01分)

【1ポイント速報】内山靖崇vsグルニエ (13時35分)

島袋将 完勝で2週連続8強入り (13時19分)

最終戦 初出場で4強「ふさわしい」 (10時10分)

大坂なおみ 来季開幕戦に出場決定 (9時14分)

ワウリンカ下し最終戦出場へ望み繋ぐ (8時11分)

11月5日

女子最終戦 残り1枠かけ直接対決 (15時17分)

涙ジョコビッチ 恩師の死を悼む (14時35分)

フィリピン史上初の快挙でトップ50入り (13時29分)

激闘制し4年連続の最終戦4強王手 (11時15分)

坂詰姫野 ダブルベーグルで勝利 (10時07分)

西岡良仁 日本人対決制し初戦突破 (8時51分)

ジョコ 3度目の正直で初戦突破 (8時07分)

【動画】世界222位 快進撃で初のツアー4強!喜びを爆発させるサチコ (0時00分)

【動画】19歳ティエン ジョコビッチ以来の最年少記録で4強、勝利の瞬間! (0時00分)

【動画】サバレンカ 最終戦4強入り、ガウフ撃破の瞬間! (0時00分)

【動画】ジョコビッチ 199度目のツアー4強!勝利の瞬間! (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る


テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!