7日に開幕する男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)に第3シードとして出場する世界ランク3位の
C・アルカラス(スペイン)が大会開幕前の記者会見に登場。得意とするクレーコートシーズンに突入するなかで、現在の状態に言及した。
>>ジョコビッチ、シナー、アルカラスらモンテカルロMS組合せ<<20歳のアルカラスは今季マッチ15勝4敗。獲得タイトルは1つで、BNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)では
F・オジェ アリアシム(カナダ)、
A・ズベレフ(ドイツ)、
J・シナー(イタリア)、
D・メドベージェフらを破りトロフィーを掲げた。
直近ではマイアミ・オープンに出場し準々決勝で
G・ディミトロフ(ブルガリア)に敗れている。
アルカラスは会見で「マイアミの後に数日オフをとって、クレーコートでプレーを始めたんだ。クレーコートでベストのプレーをするためには、僕の場合あまり多くの日数を必要としないよ」とコメント。
「モンテカルロに来ることができて、本当に嬉しいよ。本当に美しい大会だ。小さい頃から何度もこの大会を見ていたんだ。1度だけプレーしたことがある。2022年はうまくいかなかったけど、ここでトーナメントが始まって、どんな風になるのかとても楽しみ。本当にうれしい。ここでいいプレーをして、決勝に進出したいね。この大会はタフだと思う」
アルカラスはロレックス・モンテカルロ・マスターズ2度目の出場。唯一参加した2022年は初戦の2回戦で
S・コルダ(アメリカ)に敗れており、同大会では白星をあげられていない。
会見の最後には現在の世界ランク3位という状態に言及。
N・ジョコビッチ(セルビア)とシナーを追いかける立場にあるなか、心境を語った。
「1番や2番であることは素晴らしいことだけど、ポジションがひとつ下がるだけで、あまり大きな変化はないよ。僕より前の選手がこのポジションにふさわしいことは分かっているから、それを挽回するために努力しなければならないんだ」
今大会、アルカラスは初戦の2回戦で世界ランク36位のオジェ アリアシムか予選勝者のどちらかと対戦する。
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