男子テニスで元世界ランク60位の
伊藤竜馬が1日、今季での現役引退を表明した。
伊藤は2006年にプロに転向。日本男子テニスの第一線で活躍し、ツアー大会や国別対抗戦のデビスカップで日本代表として活躍した。
世界ランキングでは2012年10月に自己最高位となる60位を記録。これはオープン化以降、日本男子歴代7位の記録となる。
四大大会では全大会で本戦出場を果たし、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)と全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)では2回戦に進出した。
現在は選手活動とともに、20歳で世界ランク137位の
望月慎太郎のコーチも務めている。
その伊藤は1日に自身のインスタグラムを更新し、今シーズンでの現役引退を発表。最後の大会は未定としたものの、目標は2013年と2018年に2度の優勝経験がある三菱電機ビルソリューションズ 全日本テニス選手権(東京/有明、ハード)で上位に進出することだとした。
5月には36歳を迎える伊藤。強力なフォアハンドを武器に躍動する姿をみることができるのは今季が最後となる。
【伊藤竜馬 引退声明 全文】
ご報告
今シーズンを持ちまして選手生活に終止符を打ち引退する事を決断をいたしました。
沢山の想いがありますが、まずはご報告させていただきます。
18歳の冬からプロになりそこから目標に向かって18年間戦い続けてきました!
今はとにかく最後の目標に向けて努力していきます!
目標は全日本選手権で上位に行けるように身体をフィットさせて戦う事!!!そして、出られる大会を全力で頑張り全力で楽しみ現役を終えること!
大好きで始めたテニスを最後まで楽しみたいと思います!
今後とも応援よろしくお願いいたします。
最後の大会はまたご報告いたします。
もちろんコーチとしても慎太郎と全力で駆け抜けていきます!
伊藤竜馬
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