男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は26日にシングルス4回戦が行われ、第8シードの
H・フルカチュ(ポーランド)は第11シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)に6-3, 3-6, 6-7 (3-7)の逆転で敗れ、ベスト8進出を逃した。ファイナルセットのタイブレークでは、緊迫した場面でネットにタッチする反則で失点したフルカチュがラケットを叩きつけ怒りをあらわにした。
>>【動画】フルカチュが反則で失点し怒り爆発!ラケット叩きつける<<>>アルカラス、シナーらマイアミOP組合せ<<世界ランク9位のフルカチュが同大会に出場するのは5度目。2021年大会では決勝で
J・シナー(イタリア)を下し優勝を飾っている。
今大会は初戦の2回戦で同58位の
A・シェフチェンコ(カザフスタン)、3回戦で第28シードの
S・コルダ(アメリカ)を下し16強入りした。
過去4度対戦し一度も勝利したことがないディミトロフとの顔合わせとなった4回戦、フルカチュは第1セットを先取しリードを奪う。しかし、第2セットで1度のブレークを許したフルカチュはこのセットを落とし試合はファイナルセットにもつれ込む。
ファイナルセットは両者ともに相手にブレークを与えずキープを続けタイブレークに突入。このタイブレークの2-2という緊迫した場面でフルカチュは左足でネットに触れてしまう反則を犯し失点。フルカチュはこれに怒りをあらわにしラケットを叩きつけ激しく抗議した。
主審は抗議するフルカチュに対し「(ネットに触れたのは)100%事実だ」と説明。フルカチュはリプレイ映像での確認を求めたが認められなかった。
流れを失ったフルカチュは、その後の5ポイントのうち4ポイントをディミトロフに獲得され敗れた。
中継映像ではフルカチュの足がネットに触れているようにみえる映像が流されていたものの、試合終盤の緊迫した場面での出来事だったことも相まって後味の悪い結末に。それでも試合終了後、ディミトロフは当該場面を見ていなかったとフルカチュに謝罪し、フルカチュもディミトロフの健闘を称えた。
フルカチュに対し5連勝を収め8強入りを決めたディミトロフは準々決勝で第1シードの
C・アルカラス(スペイン)と対戦する。アルカラスは4回戦で第23シードの
L・ムセッティ(イタリア)を下しての勝ち上がり。
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