国内最大

総合テニス専門サイト「テニス365」

tennis365.net

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

失格に物議「確認すべき」

ルブレフ
失格となったルブレフ
画像提供: ゲッティイメージズ
男子テニスのドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)は1日、第2シードのA・ルブレフと第7シードのA・ブブリク(カザフスタン)のシングルス準決勝が行われたが、7-6 (7-4), 6-7 (5-7), 5-6の時点でルブレフが線審に詰め寄り怒鳴りつけ、スポーツマンシップ違反で失格となった。試合後、この判定が物議を醸している。

>>【動画】ルブレフが線審を怒鳴りつけ失格となった衝撃の一部始終<<

ロシア出身で世界ランク5位のルブレフは同大会で一昨年は優勝、昨年は準優勝を飾っており、今大会も準決勝まで駒を進めた。

この日の準決勝、1セットオールで迎えたファイナルセットは両者1度ずつブレークを奪い合い終盤に突入した。

すると第11ゲーム、ブブリクがゲームポイントを握った場面でブブリクの放った深いショットがイン判定となりそのままラリーが続くと、ブブリクがポイントを獲得しキープした。

今大会はエレクトリック・ライン・コール(自動線審)が採用されておらず線審がジャッジしており、選手はチャレンジを利用して判定を覆すことが出来る。ルブレフもこの場面でポイントを止めてチャレンジを利用することも出来たがラリーを続ける判断をした。

しかし、このポイントを落としたルブレフはボールがアウトだったと線審に猛抗議。激しく怒鳴りながら線審に詰め寄った。

その後、近くにいたロシア語を理解する別の線審が主審とスーパーバイザーにルブレフがロシア語で不適切な言葉を放ったと証言。これによりルブレフはスポーツマンシップ違反と認定され失格となった。

この結果、ルブレフは今大会で得たポイントと賞金約2,400万円(157,755ドル)を没収されることとなる。

しかし、ルブレフはコート上で線審に詰め寄った際に英語で言葉を発しており、不適切な言葉は発していないと主張していることから、線審の証言だけではなくビデオでリプレー検証をすべきであったのではないかとの声が上がっている。

男子テニスで世界ランク24位のA・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)は自身のXでこのことについて言及した。

「線審の理解が正しいかどうかを最初に確認せずルブレフを失格にするのは非常に不公平だ。このルールは見直して変えるべきだ。恥ずべきことだ。テニスにもVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が必要だ」

「彼がやったことは正しくないが、線審が主審に言ったことが正しいという証拠もなく、賞金とポイントをすべて取り上げるのは不公平に思える」

女子テニスで世界ランク12位のD・カサトキナはXで「つまり、ビデオリプレーをチェックすることなく、プレーヤーを失格にし、ポイントと賞金を取り上げることができるということなの?冗談でしょ。テニスには全大会でVARとエレクトリック・ライン・コールを導入する必要があることが改めて確認された」と投稿した。

ファンもこの判定にSNSで様々な意見を寄せている。怒鳴りつけているのだから失格になって当然だという意見も多数ある一方で、「確認もしないで失格なんてありえない」「馬鹿げた判断だ」「ルールをしっかり決めてくれ、他の選手でもこうなっていたのか?」「ロシア語を言っているようには聞こえない」という声から、これは国籍による差別だという声まで上がっている。

また、今回の問題はエレクトリック・ライン・コールを採用していなかった大会側に問題があるという意見も出ており、この問題による波紋は今後しばらく広がりそうだ。

一方、思わぬ形で決勝に進出したブブリクはタイトルをかけ決勝で第5シードのU・アンベール(フランス)と対戦する。アンベールは準決勝で第1シードのD・メドベージェフを下しての勝ち上がり。

【ディアドラ】3年ぶり日本再上陸
■公式ストアで最新ウエア&シューズ 発売>




■関連ニュース

・錦織 圭の新コーチ”ヨハンソン”とは
・29歳でツアー初V「奇跡だと思う」
・スポーツ界のアカデミー賞にジョコらテニス界から5名ノミネート

■おすすめコンテンツ

・テニス体験レッスン受付中
・無料ドロー作成ツール
・世界ランキング
(2024年3月2日9時30分)

その他のニュース

7月19日

ジャパンOP 前年王者が出場決定 (7時56分)

7月18日

坂本怜 ”侍パフォーマンス”はあり? (21時00分)

全チーム餃子貰える大会!優勝で250個! (20時50分)

世界10位 逆転勝ちで4強 (19時12分)

快勝で今季3度目の4強入り (18時06分)

二宮真琴組 ストレート勝ちで4強 (14時44分)

島袋将ら 日本勢3名が8強入り (13時29分)

初中級〜中級!男子シングルス大会開催 (13時00分)

元世界2位「自分を第一に」休養発表 (11時27分)

弟の敵討ち果たし8強 (9時04分)

フェデラー、ナダル施設を訪問 (7時27分)

7月17日

アシックス新作シューズイベント開催~GEL-CHALLENGER 15~ (16時59分)

第2シード撃破の番狂わせで8強 (15時54分)

世界10位 ツアー80度目の8強 (14時54分)

シャポバロフ 完勝で初戦突破 (13時56分)

世界1位 疲労蓄積で大会欠場 (12時58分)

内島萌夏 複で4強 (11時01分)

世界13位 2ヵ月ぶりツアー白星 (9時54分)

元世界5位が引退発表 (8時33分)

7月16日

錦織圭・シナーら 全米OP出場選手一覧 (21時14分)

大坂なおみら 全米OP出場選手一覧 (19時43分)

逆転有罪で4年間の出場停止 (18時13分)

40歳以上限定 ミックスダブルス大会 (14時15分)

40歳以上限定!男子ダブルス大会開催 (14時00分)

34歳ゴファン 若手下し復帰後初白星 (12時43分)

40歳ワウリンカ 母国で初戦敗退 (11時06分)

綿貫陽介 2週連続で初戦突破 (9時59分)

坂詰姫野が伊藤あおいに完勝 (9時12分)

大坂なおみ 2連続で全米OP出場決定 (8時17分)

錦織圭 4年ぶり全米OP出場へ (7時34分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る


テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!