男子テニスのモビスター・チリ・オープン(チリ/サンティアゴ、レッドクレー、ATP250)は26日にシングルス1回戦が行われ、第7シードの
R・カルバレス バエナ(スペイン)は予選勝者で世界ランク140位の
C・ムーテ(フランス)に3-6, 7-5, 2-6のフルセットで敗れ、初戦敗退となった。カルバレス バエナは試合でイレギュラーが発生したセンターコートについて「プレー不可能で、選手にとって危険なコート」と不満をあらわにした。
>>【動画】チリOPで発生しているイレギュラーバウンド、ほぼバウンドせず<<30歳で同66位のカルバレス バエナが同大会に出場するのは2年連続4度目。最高成績は2021年の8強。
ムーテと顔を合わせた今大会の1回戦の第1セット、序盤は両者キープを続けたものの、第8ゲームでカルバレス バエナがブレークポイントを握られる。次のポイントではムーテの放ったショットがイレギュラーとなりほとんどバウンドせず、カルバレス バエナが返球できずにブレークを許した。このブレークにより、カルバレス バエナは第1セットを落とす。
その後、第2セットを奪い返し1セットオールに追いついたカルバレス バエナだったが、ファイナルセットでは2度のブレークを許し、2時間58分で力尽きた。
試合後に自身のインスタグラムのストーリーズ(24時間で消える投稿)を更新したカルバレス バエナはイレギュラーバウンドでブレークを許した動画とともに「ATP(男子プロテニス協会)の基準値はどこにあるんだ?プレー不可能で、選手にとって危険なコート」と不満を露わにした。
同大会では予選でも同様のイレギュラーバウンドが起きている。
一方、勝利したムーテは2回戦で同100位の
T・ティランテ(アルゼンチン)と対戦する。ティランテは1回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場した同343位の
J・フォンセカ(ブラジル)を下しての勝ち上がり。
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