男子テニスのリオ・オープン(ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)は24日にシングルス準決勝が行われ、予選勝者で世界ランク113位のM・ナヴォーネ(アルゼンチン)が第2シードの
C・ノリー(イギリス)を6-4, 6-2のストレートで破り、ツアー初の決勝進出を果たした。
>>西岡 良仁vsモウ 1ポイント速報<<22歳のナヴォーネは今大会、予選2試合を勝ち抜き本戦入りすると、1回戦で同85位の
F・コリア(アルゼンチン)からツアー初白星を挙げ、勢いそのままに2回戦で同56位の
Y・ハンフマン(ドイツ)、準々決勝でワイルドカード(主催者推薦)で出場した17歳で同655位のJ・フォンセカ(ブラジル)を下し4強入りした。
同23位で昨年大会の王者でもあるノリーとの準決勝、ナヴォーネはファーストサービス時に67パーセントの確立でポイントを獲得しノリーのブレークを各セット1度ずつに抑えると、リターンゲームでは第1セットで2度、第2セットで3度のブレークを奪い1時間59分でツアー大会初の決勝進出を果たした。
ATP500グレードの大会で予選から勝ち上がった選手が決勝に進出するのは、2022年2月のドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)で決勝に進んだ
J・ヴェセリ(チェコ)以来、約2年ぶりの快挙となった。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはナヴォーネのコメントが掲載されている。
「信じられないよ。ここリオでプレーすることができて光栄だ。僕にとって初めてのATP500なんだ。初めて決勝に進出できてとてもうれしいよ。1週間を通してとても良いプレーができたので、明日はタイトルを獲得したいね」
ナヴォーネは決勝で第5シードの
S・バエス(アルゼンチン)と対戦する。バエスは準決勝で第4シードの
F・セルンドロ(アルゼンチン)を下しての勝ち上がり。
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