男子テニスのカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、ATP250)は24日、シングルス決勝が行われ、第2シードの
K・ハチャノフがワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク116位の
J・メンシーク(チェコ)を7-6 (14-12),6-4のストレートで破り、今シーズンツアー初優勝を飾るとともに、シングルスツアー6度目のタイトルを獲得した。
>>西岡 良仁vsルビオ フィエラス 1ポイント速報<<>>望月 慎太郎vsヒジカタ 1ポイント速報<<27歳のハチャノフは今大会、初戦の2回戦で世界ランク60位の
F・マロジャン(ハンガリー)を下し8強入り。準々決勝では同43位の
E・ルースブオリ(フィンランド)と顔を合わせたが、ルースブオリが途中棄権したため準決勝に駒を進めた。準決勝では同46位の
A・ポピリン(オーストラリア)をストレートで破っている。
一方、18歳のメンシークは1回戦で第5シードの
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)、2回戦で世界ランク50位の
A・マレー(イギリス)、準々決勝で第1シードの
A・ルブレフ、準決勝で同68位の
G・モンフィス(フランス)を下す快進撃を見せ決勝進出を決めた。
決勝戦の第1セット、互いにブレークを奪えずにタイブレークに突入すると、ミニブレークを2度ずつ取る一進一退の攻防に。シーソーゲームとなるなか、ハチャノフは4度のセットポイントを凌ぎ、自身4度目のセットポイントをものにした。
1時間を超えた第1セットを先取したハチャノフは第2セット、第1ゲームでこの日両者を通じ初のブレークに成功し先行する。その後はサービスゲームではファーストサービスが入ったときに77パーセントの確率でポイントを獲得するなどメンシークにブレークポイントを与えることなく勝利。1時間50分で昨年9月の珠海選手権(中国/珠海、ハード、ATP250)以来となるツアートロフィーを掲げた。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはハチャノフのコメントが掲載されている。
「どのタイトルも特別なものだ。毎回勝ちたいんだ。僕たちは1シーズンに約22のトーナメントを戦い、最終的には毎週戦っている。ここドーハは、最も素晴らしいトロフィーのひとつだよ。
敗れたメンシークは上位シードやマレー、モンフィスなどを破る勢いを持って決勝まで駒を進めたが、あと一歩タイトルには届かなかった。
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