テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は15日、男子シングルス1回戦が行われ、第27シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)が世界ランク94位の
D・ティーム(オーストリア)との5時間に及ぶ激闘を6-3, 7-5, 6-7 (5-7), 5-7, 6-3のフルセットで制し、3年連続3度目の初戦突破を果たした。なお、この試合の終了時刻は深夜1時40分となった。
>>西岡 良仁、ジョコビッチら全豪オープン組合せ<<>>シフィオンテク、サバレンカら全豪オープン組合せ<<23歳で世界ランク30位のオジェ アリアシムが全豪オープンに出場するのは5年連続5度目であり、2022年の8強入りが最高成績。一方、元世界ランク3位で30歳のティームは2年連続10度目の出場であり、2020年には準優勝を飾っている。
試合は開始から互いにサービスキープが続くと終盤となる第8ゲームでオジェ アリアシムがブレークに成功し第1セットを先取。第2セットは序盤で1度ずつブレークを奪い合うと再び終盤となった第11ゲームでオジェ アリアシムがブレークに成功し、セットカウント2-0と勝利に王手をかける。
第3セット、オジェ アリアシムは第9ゲームでブレークポイントを掴むも活かせずタイブレークに突入。ティームが先にミニブレークを奪い0-2とされるも5ポイント連取で大きくリードする。しかし、ここから反撃を許し1セット返される。
そして第4セット、勢いに乗るティームが第1ゲームでブレークに成功。オジェ アリアシムは第10ゲームでブレークバックに成功したものの第11ゲームで2度目のブレークを奪われ、セットカウント2-2に追いつかれる。
ファイナルセット、第1ゲームで2度のダブルフォルトを犯し15-40とピンチを迎えたオジェ アリアシムだがサービスエースを決めるなどし凌ぐと最後も強烈なサービスエースで押し切りセーブ。すると直後の第2ゲームでブレークに成功。その後はティームにブレークバックのチャンスを与えず、4時間59分に及ぶ激闘を制した。
勝利したオジェ アリアシムは2回戦で予選を勝ち上がった世界ランク178位の
H・グルニエ(フランス)と対戦する。グルニエは1回戦で同73位の
A・ミュレール(フランス)を2-6, 7-6 (7-3), 4-6, 6-4, 7-6 (10-7)のフルセットで下しての勝ち上がり。
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