テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は15日、女子シングルス1回戦が行われ、第4シードの
C・ガウフ(アメリカ)が世界ランク67位の
A・カロリーナ・スクミエドロワ(スロバキア)を6-3, 6-0のストレートで破り、2年連続4度目の初戦突破を果たした。試合後の会見でガウフは深夜開始の試合について質問を受け「終わる前に寝ちゃった」と明かした。
>>大坂vsガルシア 1ポイント速報<<>>大坂 なおみ、ガウフら全豪オープン組合せ<<19歳で世界ランク4位のガウフは全豪オープンの前哨戦となったASB クラシック(ニュージーランド/オークランド、ハード、WTA250)で2連覇を達成。好調を維持して今大会に臨んだ。
この日、15本のウイナーを決めファーストサービスが入ったときに71パーセントの確率でポイントを獲得したガウフは終始圧倒。27本のアンフォーストエラーを犯すなどミスが目立ったカロリーナ・スクミエドロワに3ゲームしか与えず、1時間で勝利した。
試合後の会見でガウフは「いい感じだったわ。今日は少し緊張していた。でも、それは分かっていた。だから落ち着いて、ベストではないけど良いテニスができた」とコメント。
また、前日に行われたナイトセッションが深夜まで行われたことについて質問を受けたガウフは自身の見解を述べた。なお、同日のナイトセッションでは第1試合に男子第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)、第2試合に女子第2シードの
A・サバレンカが登場した。
「昨夜のノヴァークの試合を見ていた。私は彼と対戦した選手を知らなかった。大会側もノヴァークがストレートで勝ち進むだろうと考え、アリナ(サバレンカ)を後にしたんだと思う。結局、3時間くらいか、もっと長い試合になった。私は終わる前に寝ちゃった」
「もしナイトマッチでプレーするなら、いつも第1試合でプレーしたいと思っているわ。なぜなら女子の試合は長くても通常3時間だからね。でも男子は最低でも3セットを戦う。ストレートで終わったとしても2時間はかかるだろうし、その場合は早い方だと思う。平均的には3時間半くらいかかるかな」
「全豪オープンは深夜開始を防ぐために1回戦は3日間開催を採用した。でも、夜はおそらくゴールデンタイムで視聴者にとって最適かもしれない。同時に選手の健康も守らなければならないから微妙なラインね。私個人としてはナイトマッチ第1試合は女子を組んでほしいわ。それを見てみたい」
「でも、ノヴァークのような選手の試合を18時や19時という時間帯に出さないというのはね。どちらの意見も分かる。私は常に選手の側に立つつもりだけど、メディアやマーケティング、お金の面を考えることも理解できる。だから難しいの」
なお、勝利したガウフは2回戦で世界ランク44位の
C・ドールハイド(アメリカ)と対戦する。ドールハイドは1回戦で予選を勝ち上がった同145位のL・ジャンジャン(フランス)を6-2, 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。
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