男子テニスのロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)2日、シングルス3回戦が行われ、第7シードの
S・チチパス(ギリシャ)が第10シードの
A・ズベレフ(ドイツ)を7-6 (7-2), 6-4のストレートで破り、ベスト8進出を果たした。この結果12日に開幕する最終戦Nitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)に5年連続5度目の出場を決めた。
>>ダニエルvs望月 1ポイント速報<<>>ジョコらパリマスターズ組み合わせ<<この試合、チチパスは10本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに78パーセントの確率でポイントを獲得。ズベレフに1度ブレークを許したものの、自身はそれを上回る2度のブレークに成功し1時間59分で勝利した。
5年連続の最終戦出場を決めたチチパスは、同大会初出場となった2019年に優勝を経験。その後は予選ラウンドロビンを突破することはできていないが、毎年シーズンの獲得ポイント上位8選手に入ることができている。
出場決定にあたりチチパスはNitto ATPファイナルズの公式サイトにコメントを発表した。
「最高だよ。やっと出場権を獲得できてホッとしているよ。この1年すごくハードにやってきたから。1年で最も好きなイベントのひとつに出場できて、イタリアのファンの前でプレーする機会が得られて、しかもギリシャの人たちにも見てもらえるなんてホッとした瞬間だよ」
現時点でチチパス以外には
N・ジョコビッチ(セルビア)や
C・アルカラス(スペイン)、
D・メドベージェフ、
J・シナー(イタリア)、
A・ルブレフの5名の最終戦出場が決定しており、残る枠はあと2名となった。
ロレックス・パリ・マスターズ準々決勝では第16シードの
K・ハチャノフと対戦する。ハチャノフは3回戦で世界ランク45位の
R・サフィウリンをフルセットで下しての勝ち上がり。
第1シードのジョコビッチ、第5シードのルブレフ、第6シードの
H・ルーネ(デンマーク)、第11シードの
H・フルカチュ(ポーランド)、第13シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)らが8強へ駒を進めた。
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