女子テニスの最終戦WTAエリート・トロフィー(中国/珠海、ハード)は28日、ダブルスの予選ラウンドロビン・グループ ブーゲンビリアの試合が行われ、第2シードの
加藤未唯/
A・スーチャディ(インドネシア)組が第5シードの
ワン・シンユ(中国)/ シュー・イーファン(中国)組を4-6, 7-5, [12-10]の逆転で破り、2連勝で決勝進出を決めた。
>>ジョコ、アルカラスらパリマスターズ組合せ<<同大会は年間上位8ペアが出場できる最終戦GNPセグロス・WTAファイナルズ(メキシコ/カンクン、ハード)の出場権を獲得できなかった上位選手とワイルドカード(主催者推薦)が与えられた選手によって争われる最終戦。ダブルスでは6ペアが2組に分かれ予選を戦い、各グループの1位が決勝で対戦する。
同大会は中国の珠海で2015年から行われており、今年は2019年以来4年ぶりの開催となった。
27日に行われた初戦で第3シードのU・エイケリ(ノルウェー)/ L・キチェノク(ウクライナ)組を下し白星を挙げた加藤/スーチャディ組。勝利すれば決勝進出が確定するこの日の第1セット、互いにブレークを奪い合う展開となるも第10ゲームで4度目のブレークを許した加藤/スーチャディ組は先行される。
続く第2セット、加藤/スーチャディ組は第7ゲームでブレークに成功しゲームカウント5-4とリード。第10ゲームでブレークバックを許したものの第11ゲームで再びブレークを奪う。2度目のサービング・フォー・ザ・セットとなった第12ゲームで3度目のセットポイントをものにし1セットオールに追いつく。
迎えた10ポイントのマッチタイブレーク、加藤/スーチャディ組は先に3度のミニブレークに成功し7-2と大きくリード。ワン/シュー組に反撃を許し5本のマッチポイントを凌がれるも6度目をものにし、1時間44分で勝利した。
勝利した加藤/スーチャディ組は決勝で第1シードの
B・ハダッド=マイア(ブラジル)/
V・クデルメトバ組と対戦する。ハダッド=マイア/クデルメトバ組は予選ラウンドロビンを2戦全勝で通過した。
【ダブルス出場ペアと組み分け】
※数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦)
・グループ リリー
1 ハダッド=マイア/クデルメトバ 2勝0敗
4 O・カラシニコワ(ジョージア)/ Y・シジコワ 0勝2敗
6(WC) ジアン・シンユ(中国)/ タン・チエン(中国)1勝1敗
・グループ ブーゲンビリア
2 加藤/ スーチャディ 2勝0敗
3 エイケリ/ キチェノク 0勝2敗
5(WC) ワン/ シュー 1勝1敗
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