テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は28日、シングルス1回戦が行われ、第4シードの
H・ルーネ(デンマーク)は世界ランク63位の
R・カルバレス バエナ(スペイン)に3-6, 6-4, 3-6, 2-6で敗れ初戦敗退。試合後の会見では自身の試合が決して大きくないコートに組まれたことに対して大会側に説明を求めたことを明かした。
>>西岡vsワウリンカ 1ポイント速報<<>>西岡、ダニエルら全米OP組合せ<<20歳のルーネが同大会に出場するのは3年連続3度目。最高成績は昨年のベスト32となっており、自己最高位となる世界ランク4位で迎えた今大会は上位進出を目指していた。
1回戦、ルーネはアンフォースドエラーを43本犯すなどし精彩を欠くと、カルバレス バエナに自身のサービスゲームを7度ブレークされる。1セットオールで迎えた第3セット途中にはメディカルタイムアウトを取り左脚の治療を受けたルーネは力強い本来のプレーをみせることが出来ず、2時間42分で初戦敗退を喫した。
試合後の会見でルーネは、自身の試合がコート5に組まれたことに言及。全米オープンはセンターコートのアーサー・アッシュ・スタジアム、そしてルイ・アームストロング・スタジアム、グランドスタンドなどの名が付くコートに次ぎ、17番コートが4番目に大きなコートとなる。試合スケジュールとコートが発表された前週金曜日の時点で、SNSで第4シードである自身の初戦がコート5に組まれていたことに関し言及していたルーネ。
敗戦後には記者からコートについて問われ「難しくはないけど、違うものだ。みんな(観客)との距離が近い。それはいい雰囲気だよ。つまり、コートには何の問題もないんだ。ただ、あのコートでプレーするとは思っていなかった。(そう思うのは)普通だと思うよ。つまり、ランキングを上げれば上げるほどより良いコンディションでプレーすることで得られる恩恵があるはずなんだ。だから、それは普通のことだと思うし、ATPがすべての選手にやっていることでもあるんだ。でも、今回の僕にはそれがなかった」とコメント。
「でも、コートのせいにするつもりはないよ。彼(カルバレス バエナ)はとても堅実なプレーをした。彼を褒めたい」
「もちろん大会側に説明を聞こうとした。僕はよくフランスでよくプレーしているけど、フランスではそうなんだ。僕はその決定を100パーセント尊重している。アメリカ人だけが大きなコートでプレーするというのは、ここだけのケースではない。僕の質問は機能しなかった。さらに質問しようとしても答えてくれないんだ。ちょっと厳しいね」
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