テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は28日、男子シングルス1回戦が行われ、2020年王者で世界ランク81位の
D・ティーム(オーストリア)が第25シードの
A・ブブリク(カザフスタン)を6-4, 6-2, 6-4のストレートで破り、2020年以来3年ぶり7度目の初戦突破を果たした。
>>島袋vsガストン 1ポイント速報<<>>西岡、ダニエル、島袋ら全米OP組合せ<<今月行われたジェネラリ・オープン(オーストリア/キッツビュール、レッドクレー、ATP250)では決勝進出を果たし全米オープン以来の優勝に王手をかけたものの
S・バエス(アルゼンチン)に敗れ準優勝となった元世界ランク3位のティーム。全米オープンに出場するのは2年連続9度目であり、2020年には決勝で
A・ズベレフ(ドイツ)を下し四大大会初優勝を飾った。
ドロップショットやアンダーサーブなどトリッキーなプレーを得意とするブブリクと対戦したこの日の第1セット、ティームは第6ゲームでブレークに成功。直後の第7ゲームでブレークバックを許したものの直後の第8ゲームで2度目のブレークを奪い先行する。
続く第2セット、10本のウイナーを決めるなどファーストサービスが入ったときに75パーセントの確率でポイントを獲得したティーム。第2ゲームから5ゲームを連取し、セットカウント2-0と勝利に王手をかける。
第3セット、ティームは第1ゲームでいきなりブレークに成功。ダブルフォルト8本、アンフォーストエラー16本のミスが目立ったブブリクに対し第7ゲームで2度目のブレークを奪う。直後の第8ゲームで1度のブレークバックを許したものの、サービング・フォー・ザ・マッチとなった第10ゲームを難なくキープし、1時間52分で勝利した。
勝利したティームは2回戦で世界ランク47位の
B・シェルトン(アメリカ)と対戦する。シェルトンは1回戦で同66位の
P・カチーン(アルゼンチン)を1-6, 6-3, 6-2, 6-4の逆転で下しての勝ち上がり。
同日には第21シードの
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)、第22シードの
A・マナリノ(フランス)、世界ランク81位のD・ティームらが2回戦に駒を進めた。
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