男子テニスで元世界3位の
D・ティーム(オーストリア)は8日、自身のSNSを更新し、コーチである
N・マス(チリ)との契約終了を発表した。
4年間をともに過ごした2人は、2019年3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)で優勝。5月のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、クレー)ではベスト4進出。同月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)では大会2度目の準優勝を果たした。11月の最終戦のNitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)でも決勝に進出し準優勝している。
また、2020年には1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で大会初の準優勝、その後8月の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)でキャリア初の四大大会のタイトルを獲得した。11月のNitto ATPファイナルズでは2度目の準優勝を果たしている。
ティームはインスタグラムで「なんて信じられない旅なんだろう...全ては2019年の初めに始まった。あなたは信じられないほどのエネルギーとスポーツへの愛情にあふれていた。それが僕たちが全米オープンやインディアンウェルズで勝利した方法だ」とコメント。
「また、全豪オープン、全仏オープン、そしてNitto ATPファイナルズでも2度、決勝に進出した。これは僕たちが信じられないほど素晴らしいチームであることを示していると思う」
「しかし、残念ながら何事にも終わりがあり、その終わりが今やってきた。僕たちは、来週から別の道を歩むことを決めた。ニコ、この信じられないような美しい時間に心から感謝している。そして、僕たちの友情は永遠に続くだろう」
>>ティーム公式インスタグラム<<
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