男子テニスで世界ランク1位の
C・アルカラス(スペイン)は25日、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)の開幕前会見に登場。ディフェンディングチャンピオンとして臨む今大会について「それについては考えないようにしている」と明かした。
>>錦織、西岡、アルカラス、ジョコビッチら全米OP組合せ<<昨年大会、第3シードとして出場したアルカラスは
M・チリッチ(クロアチア)、
J・シナー(イタリア)、
F・ティアフォー(アメリカ)らを下し決勝進出。決勝では第5シードの
C・ルード(ノルウェー)を6-4, 2-6, 7-6 (7-1), 6-3で破り、四大大会初優勝を飾るとともに史上最年少で男子世界ランク1位の座を手にした。
今季は3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)、5月のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)、7月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)を含む6大会で優勝。マッチ53勝6敗と好調をキープしている。
全米オープンへ向けてアルカラスは「準備はできていると思う。いい練習ができている。もちろん、またここで戦えることにすごく興奮しているよ」とコメント。
ディフェンディングチャンピオンとして迎える今大会については「たぶん、そのことについては考えないようにしている。今週は去年とまったく同じように練習して、同じようにプレーできるように集中している。ディフェンディング・チャンピオンとか、ポイントとか、そういうことに注視していない。ただ、最高のレベルを見せることに集中し、毎回の練習で上達するよう努力している」と明かした。
また、7月のウィンブルドンと今月のW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)決勝で対戦した世界ランク2位の
N・ジョコビッチ(セルビア)については次のように述べた。
「彼がこのスポーツで史上最高の選手の1人であることは明らかだ。疑う余地はないよ。試合でやること全てが信じられない。彼は決して諦めないんだ。タフな瞬間、落ち込んで負けそうになったときもね。おそらく、それが彼の持っている最も重要な武器であり、僕も自分のプレーに取り入れるようにしている。彼から学んで自分の試合でもやってみようと思っている」
3年連続3度目の全米オープン出場となるアルカラス。第1シードとして出場する今大会では1回戦で世界ランク78位の
D・ケプファー(ドイツ)と対戦することが決まっている。
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