レーバー杯にフェデラー登場へ

2022年大会のフェデラー

画像提供：ゲッティイメージズ

９月２２日から２４日まで開催される男子テニスのレーバーカップ2023（カナダ/バンクーバー、室内ハード）は１５日、昨年の同大会をもって現役を引退した元世界ランク１位のＲ・フェデラー（スイス）がセレモニーに出席することを発表した。出席する日には会場に集まった観客から２名がフェデラーの隣の席に座り対面できるという特典も合わせて公表されている。

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レーバーカップはＢ・ボルグ（スウェーデン）率いるチーム・ヨーロッパとＪ・マッケンロー（アメリカ）率いるチーム・ワールドが単複で３日間かけて対戦するエキシビションマッチ。毎日４試合が行われ、１勝するごとに初日は１ポイント、２日目は２ポイント、最終日は３ポイントを獲得する仕組みで勝敗を決める。

過去５度行われてきた同大会、チーム・ワールドは第１回から第４回まで全敗だったものの、昨年はチーム･ヨーロッパに初勝利をあげた。

昨年はイギリスのロンドンにあるＯ２アリーナで開催され、フェデラーの現役最後の試合が行われた。今年はカナダのバンクーバーにあるロジャース・アリーナで９月２２日から２４日にかけて開催され、来年（２０２４年）はドイツのベルリンで開かれることが決定している。

レーバー・カップの共同創設者の１人であるフェデラーは大会期間中バンクーバーに滞在し試合を観戦。セレモニーは２２日のイブニングセッションに組まれ、試合のコイントスやＪ・クーリエとの対談なども行われる予定だ。

また、会場に訪れた観客から抽選で２名がフェデラーと対面できる特典も発表。詳細は不明だが、テニスファンにとってはぜひとも参加したいイベントとなった。

現時点でレーバーカップにはチーム・ワールドでＴ・フリッツ（アメリカ）、Ｆ・ティアフォー（アメリカ）、Ｆ・オジェアリアシム（カナダ）の３名が、チーム・ヨーロッパにはＳ・チチパス（ギリシャ）、Ｈ・ルーネ（デンマーク）、Ａ・ルブレフの３名の参戦が決まっている。

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