男子テニスのナショナル・バンク・オープン(カナダ/トロント、ハード、ATP1000)は8日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク40位の
A・マレー(イギリス)が同39位の
L・ソネゴ(イタリア)を7-6 (7-3), 6-0のストレートで破り、初戦突破を果たした。
>>【動画】マレー 絶妙ロブで観客沸かせる<<>>アルカラス、ダニエルらナショナルバンクOP組合せ<<2009年と2010年、そして2015年の同大会を制している36歳のマレーはこの試合の第1セット、強風が吹き荒れる中ファーストサービスが入ったときに72パーセントの確率でポイントを獲得。第8ゲームでは絶妙なロブショットでウィナーを取るなど観客を沸かせたが、ゲームカウント4-5で迎えた第10ゲームでは2度のセットポイントを握られる。しかしこれを凌ぎタイブレークに入ると3度のミニブレークに成功して1時間27分の激戦の末に第1セットを先取した。
第2セット、パフォーマンスが落ちたソネゴに対しマレーは攻勢を強め、3度のブレークを奪い6ゲームを連取して勝利。試合時間2時間9分で2回戦へ駒を進めた。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはマレーのコメントが掲載されている。
「このコンディションでのプレーは、本当に気持ちのいいものではなかったよ。風が強くて、ポイントの間に方向が変わったりした。今朝もこのコートで打ったんだけど、本当に風が強かったんだ。だから予想はしていたけど、それでも試合には少しストレスがあったし、第1セットは本当にタイトだったね。僕はタイブレークをなんとか凌いだんだけど、第2セットから彼(ソネゴ)は明らかに意気消沈していたね」
「僕は過去にここで成功を収めている。とても昔のことだけど、この大会にはいい思い出がある。ここでプレーするのは大好きだし、少しでも勢いをつけられるといいね」
2回戦でマレーは第10シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)か予選から出場している世界ランク78位の
M・パーセル(オーストラリア)のどちらかと対戦する。
同日には第13シードの
A・ズベレフ(ドイツ)、世界ランク18位の
A・デ ミノー(オーストラリア)、同32位の
S・コルダ(アメリカ)、同34位の
U・アンベール(フランス)らが初戦を突破した。
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