男子テニスのマヨルカ・チャンピオンシップス(スペイン/マヨルカ、芝、ATP250)は30日、シングルス準決勝が行われ、第4シードの
A・マナリノ(フランス)が世界ランク48位のY・ハンフマンを7-6 (7-4), 6-4のストレートで破り、今季初の決勝進出を果たした。この試合の序盤、マナリノのスーパーショットに反応できなかったハンフマンは拍手でプレーを称賛した。
>>【動画】35歳マナリノがスーパーショット、相手は拍手で称賛<<>>西岡、ダニエルらウィンブルドン組合せ<<35歳のマナリノは前々週のリベマ・オープン(オランダ/スヘルトーヘンボス、芝、ATP250)では2回戦で世界ランク3位の
D・メドベージェフ、前週のシンチ・チャンピオンシップス(イギリス/ロンドン、芝、ATP500)では当時世界ランク8位の
T・フリッツ(アメリカ)を下し2週連続トップ10撃破で8強入りしていた。
この試合の序盤、ハンフマンに攻め込まれたマナリノだったがフォアハンドのパッシングショットで凌ぐこの場面ではハンフマンも拍手で称賛している。その後、1ブレークアップとしゲームカウント5-4とリードしたマナリノだったが、サービング・フォー・ザ・セットとなった第10ゲームでブレークを許し、タイブレークにもつれ込む。互いにサービスキープが続く展開となるも1度のミニブレークに成功したマナリノが先行する。
続く第2セット、マナリノはファーストサービスが入ったときに79パーセントの確率でポイントを獲得し1度もブレークポイントを握られず。リターンゲームでは終盤となる第10ゲームでブレークに成功し、1時間50分で勝利した。
2022年8月のウィンストン・セーラム・オープン(アメリカ/ウィンストン・セーラム、ハード、ATP250)以来 約9カ月ぶりのツアー優勝に王手をかけたマナリノは決勝で世界ランク77位の
C・ユーバンクス(アメリカ)と対戦する。ユーバンクスは準決勝で予選を勝ち上がった同298位の
L・ハリス(南アフリカ)を4-6, 6-3, 7-6 (11-9)の逆転で下しての勝ち上がり。
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