男子テニスのウィンストン・セーラム・オープン(アメリカ/ウィンストン・セーラム、ハード、ATP250)は27日、シングルス決勝が行われ、世界ランク65位の
A・マナリノ(フランス)が同89位の
L・ジェレ(セルビア)を7-6 (7-1), 6-4のストレートで破り、2019年のリベマ・オープン(オランダ/ロスマーレン、芝、ATP250)以来 約3年2カ月ぶりのツアータイトルを獲得した。
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B・ファン・デ・ザンスフルプ(オランダ)を6-0,6-4のストレートで破ったマナリノはこの日の第1セット、序盤で3ゲームを連取されたものの、第7ゲームから3ゲーム連取に成功。タイブレークにもつれ込むと3度のミニブレークに成功し、1時間5分で先行する。
続く第2セット、マナリノはファーストサービスが入った時に85パーセントの確率でポイントを獲得。1度もブレークチャンスを与えず、リターンゲームでは第7ゲームでブレークに成功し、1時間44分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトでマナリノのコメントを紹介している。
「優勝できたことがうれしいんだ。以前に誰が優勝したとか、この後誰が優勝するとか関係なくね。今のところ、僕が成し遂げたことで本当に満足しているよ」
「今日は、ボールを見るのに苦労したよ。昨晩のコンディション、夜と今日の晴れた青空の下でのプレーはとても違っていたよ」
「慣れるまでに少し時間がかかったけど、神経を研ぎ澄まして、自分のやるべきことに集中することができたんだ。第1セット第8ゲームの時点でブレークバックすることができたし、その後は最後まで安定したプレーを続けることができた」
「ラースロー(ジェレ)は本当に疲弊した1週間を過ごしていたので、おそらく厳しい戦いになったとしても、僕のほうが体力的に少し余裕があったので勝てたと思う」
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