女子テニスのバート ホムブルク オープン(ドイツ/バート ホムブルク、芝、WTA250)は29日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)が第9シードの
A・ブリンコワを6-3, 6-2のストレートで破り、マッチ10連勝を飾るとともに芝コートのツアー大会で自身初のベスト4進出を果たした。
今月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で2連覇を飾った世界ランク1位のシフィオンテクは7月3日にウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)の開幕が控えるなか前哨戦のバート ホムブルク オープンに出場。1回戦で同58位の
T・マリア(ドイツ)を逆転で、2回戦で同129位の
J・タイシュマン(スイス)を下し8強へ駒を進めていた。
この試合、シフィオンテクはファーストサービスが入ったときに75パーセントの確率でポイントを獲得。2度のブレークポイントを凌ぐとリターンゲームでは4度のブレークチャンスの内3度をものにし、1時間12分で勝利した。
女子テニス協会のWTAは公式サイトにシフィオンテクのコメントを掲載し「このようにしっかりとしたテニスができることをうれしく思う。全仏オープンとウィンブルドンの間の時間を100パーセント使うことができたので、とても満足しているわ」と語った。
「自信を持ってプレーできているし、次の2週間もこの調子でプレーできればと思っている。芝のエキスパートと呼べるほどではないけれど、進歩はしているし、それが私にとって一番大事なこと。ここでの時間は本当に助けになっているわ。毎年、コンディションに慣れるのは簡単だと感じている」
勝利したシフィオンテクは準決勝で世界ランク65位の
L・ブロンゼッティ(イタリア)と対戦する。ブロンゼッティは準々決勝で第8シードの
V・グラシェバ(フランス)を6-4, 6-3のストレートで下しての勝ち上がり。
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