テニスのウインブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は27日、女子シングルス予選1回戦が行われ、世界ランク153位の
内島萌夏が同172位のN・アブライモヴァ(ウズベキスタン)を7-6 (7-5), 4-6, 6-4のフルセットで破り、初戦突破を果たした。
3試合に勝利すると7月3日に開幕する本戦への出場権が手に入るこの予選。
21歳の内島は今年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で四大大会初出場を果たしたものの、初戦敗退。今大会はグランドスラム2度目の本戦入りを目指す戦いとなる。
この日、第1セットをタイブレークの末に獲得した内島だったが、第2セットはファーストサービスが入る確率が42パーセントと低い水準となり、2度のブレークを許してセットカウント1-1に追いつかれる。
それでもファイナルセットでは4本のダブルフォルトを犯すアブライモヴァに対し2度のブレークに成功。自身は1度のブレークに抑え、2時間9分の熱戦を制した。
予選2回戦では第23シードの
S・ケニン(アメリカ)と対戦する。2020年の全豪オープン女王でキャリアハイ4位を記録する24歳のケニンは1回戦でI・ハートマン(アメリカ)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には予選第22シードの
日比野菜緒が予選2回戦進出を果たしたものの、
坂詰姫野、
本玉真唯は敗れ初戦で姿を消した。
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