テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は7日、混合ダブルス準決勝が行われ、
加藤未唯/
T・ポイツ(ドイツ)組が
A・スーチャディ(インドネシア)/ M・ミデルクープ(オランダ)組を7-5, 6-0のストレートで破り、大会初の決勝進出を果たした。また、日本人女子選手が同大会同種目で決勝に駒を進めるのは昨年の
柴原瑛菜に続き2年連続となった。
>>【動画】加藤未唯が全仏OP混合複で決勝進出決めた瞬間、対戦相手で女子複でペア組んだスーチャディと抱擁<<加藤が全仏オープンの混合ダブルスに出場するのは今回が初。男子ダブルスで世界ランク24位のポイツとペアを組んでの出場となった。
加藤は4日の女子ダブルス3回戦で
S・ソリベス=トルモ(スペイン)/
M・ブズコバ(チェコ)組と対戦したが、第2セット途中で加藤がボールガールにボールをぶつけてしまい失格に。それでも翌5日に行われた混合ダブルス準々決勝ではL・ステファニー(ブラジル)/ R・マトス(ブラジル)組を7-6 (7-5), 6-2のストレートで破り、初のベスト4進出を決めている。
>>【動画】加藤未唯がボールをぶつけてしまったシーン<<この日の第1セット、第1ゲームで加藤/ポイツ組が40-0としブレークポイントを握ると最後は加藤がボレーを決めブレークに成功。しかし、第4ゲーム、0-40とされ1度のブレークポイントを凌ぐも2度目をものにされ、ブレークバックを許す。その後は互いにサービスキープが続くも加藤/ポイツ組が第11ゲームで2度目のブレークを奪い、先行する。
続く第2セット、第1ゲームを再びラブゲームでブレークに成功した加藤/ポイツ組。その後は1ゲームも与えることなく、6ゲームを連取して約1時間で勝利した。
なお、昨年大会では
W・クールホフ(オランダ)とペアを組み第2シードとして出場した柴原が決勝でU・アイケリ(ノルウェー)/
K・フリーゲン(ベルギー)組を下し、日本人として25年ぶりの優勝を飾っている。
勝利した加藤/ポイツ組は決勝で
B・アンドレースク(カナダ)/
M・ヴィーナス(ニュージーランド)組と
G・ダブロウスキ(カナダ)/ N・ラモンズ(アメリカ)組の勝者と対戦する。
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