女子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、WTA1000)は12日、シングルス2回戦が行われ、第1シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)が世界ランク42位の
A・パブリュチェンコワを6-0, 6-0のストレートで破り、初戦突破を果たすとともに3回戦に進出した。
>>ジョコビッチ、西岡らBNLイタリア国際 組合せ・結果<<>>シフィオンテクらBNLイタリア国際 組合せ・結果<<21歳のシフィオンテクは2021年の同大会で
Ka・プリスコバ(チェコ)を破り初優勝。さらに昨年は
O・ジャバー(チュニジア)を撃破しトロフィーを獲得しており、今年も優勝しタイトルを防衛すれば、2008年にWTA1000のカテゴリーが導入されて以来、
S・ウィリアムズ(アメリカ)と
M・シャラポワに続き3人目の3度同大会を制した選手となる。
今季は2月のカタール・トータルエナジーズ・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、WTA500)と4月のポルシェ・テニス・グランプリ(ドイツ/シュトゥットガルト、レッドクレー、WTA500)で優勝している。
シード勢は1回戦免除のため初戦となったこの日の第1セット、シフィオンテクは開始から4ゲームを連取。第5ゲームでは1度のブレークポイントを凌ぎキープすると第6ゲームでは7度目のセットポイントとなるブレークポイントをものにし、ベーグルで先行する。
続く第2セット、シフィオンテクはファーストサービスが入ったときに76パーセントの確率でポイントを獲得。第1セット同様に1ゲームも取られることなく1時間7分で勝利。結果的にダブルベーグルとなった。
女子テニス協会のWTAは公式サイトにシフィオンテクのコメントを掲載し「このような試合では、とにかく集中することを心掛けている。スコアのことを考えると集中するのはとても難しいわ」と語った。
「私の考えでスコアは本当に重要ではなく、コート上の私の気持ちに影響を与えるものではない。スコアがどうであれ、自分の最高のテニスをしたわ」
勝利したシフィオンテクは3回戦で世界ランク68位の
L・ツレンコ(ウクライナ)と対戦する。ツレンコは2回戦で第28シードの
B・ペラ(アメリカ)を6-4, 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第7シードの
E・ルバキナ(カザフスタン)、第8シードの
D・カサトキナ、第9シードの
M・サッカリ(ギリシャ)、第10シードの
B・クレチコバ(チェコ)らが3回戦に駒を進めている。
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