女子テニスのポルシェ・テニス・グランプリ(ドイツ/シュトゥットガルト、レッドクレー、WTA500)は21日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)が世界ランク17位の
Ka・プリスコバ(チェコ)を4-6, 6-1, 6-2の逆転フルセットで破り、2年連続のベスト4進出を果たした。
>>チチパス、アルカラスらバルセロナOP組合せ<<>>ルーネ、フリッツらBMWオープン組合せ<<21歳のシフィオンテクは昨年の同大会で
E・ラドゥカヌ(イギリス)や
L・サムソノヴァ、
A・サバレンカらを下し優勝を飾っており、今大会は2連覇を目指し出場している。
この試合の第1セット、セカンドサービス時のポイント獲得率が25パーセントにとどまったシフィオンテクは2度のブレークを許し先行される。しかし、第2セットではサービス時のポイント取得率も上昇。1度ブレークを許したものの、プリスコバの放つ高速サービスにも対応し3度のブレークに成功してセットカウント1-1に追いつく。
ファイナルセットでは、4本のダブルフォルトを犯したプリスコバに対し3度のブレークを奪うと、自身はサービスゲームで1度も挽回を許さず。2時間1分で逆転勝ちをおさめ、4強へと駒を進めた。
女子テニス協会のWTA公式サイトにはシフィオンテクのコメントが掲載されている。
「全体的に、最初のうちは集中できていなかったように思う。彼女がサーブしているときは、本当にミリ単位の問題なの。だから、第1セットの終わりには、すでにいいテニスができていたんだけど、スコアを均等にするにはもう遅すぎたみたいね」
シフィオンテクは準決勝で第3シードの
O・ジャバー(チュニジア)と対戦する。ジャバーは準々決勝で世界ランク14位の
B・ハダッド=マイア(ブラジル)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第2シードのサバレンカ、世界ランク24位の
A・ポタポヴァが4強入りを決めている。
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