男子テニスのツアー下部大会、オストラグループ・オープンbyモネータ(チェコ/オストラバ、ATPチャレンジャー)は28日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク222位の
望月慎太郎が元世界ランク23位で第8シードの
D・ジュムホール(ボスニア)を5-7, 6-2, 6-3の逆転で破り、チャレンジャー大会では今季2度目のベスト4進出を果たした。
>>西岡、綿貫らマドリッドOP組合せ<<19歳の望月は今年3月のテキサス・テニスクラシック(アメリカ/ウェーコ、ハード、ATPチャレンジャー)で今季初めてチャレンジャー大会で8強入り。今月のチッタデーリャ・ディスフィーダ・オープン(イタリア/バルレッタ、クレー、ATPチャレンジャー)ではチャレンジャー大会のシングルスで初優勝を飾り、4月10日付のATP世界ランキングでキャリアハイの216位を記録している。
今大会、望月は1回戦と2回戦をともに逆転で勝利し準々決勝に勝ち上がった。
この試合の第1セット、両者1度ずつのブレークに成功し迎えた第12ゲームで望月はこの日2度目のブレークを許し先行される。
しかし、続く第2セットはジュムホールのファーストサービス時のポイント獲得率が50パーセントに留まり、リターンから攻めた望月が序盤から3度のブレークに成功。自身のサービスゲームは第2ゲームでブレークを許したものの、第4ゲーム以降はブレークポイントを1度も与えずキープし、1セットオールに追いつく。
迎えたファイナルセット、望月は第4ゲームで先にブレークを許すも、第5ゲームから一気に5ゲームを奪い返し、2時間6分で勝利した。
勝利した望月は準決勝で世界ランク206位のZ・コラー(チェコ)と対戦する。ここまでの3試合で約6時間半を戦っている望月。今シーズン2度目のチャレンジャー大会決勝進出はなるか、注目が集まる。
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