フリッツ8強もドイツは「寒い」

ベスト8進出を果たしたフリッツ

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男子テニスのBMWオープン（ドイツ/ミュンヘン、レッドクレー、ATP250）は２０日、シングルス２回戦が行われ、第２シードのＴ・フリッツ（アメリカ）が世界ランク７５位のＭ・フチョビッチ（ハンガリー）を4-6, 6-3, 6-3の逆転フルセットで破って初戦突破を果たすとともにベスト８進出を決めた。

＞＞ルーネ、フリッツらBMWオープン組合せ＜＜

＞＞ジョコビッチ、ルブレフらスルプスカOP組合せ＜＜

上位４シードは１回戦免除のためこの試合が初戦となった世界ランク１０位のフリッツはこの試合、第１セットではセカンドサービス時のポイント獲得率が３８パーセントに留まるなど２度のブレークを許し追いかける展開となる。

しかし、第２・ファイナルセットではファーストサービスが入ったときに８８パーセントの高い確率でポイントを獲得。フチョビッチに１度もブレークを許さないプレーを披露すると、リターンゲームでは計３度のブレークに成功し１時間５９分で逆転勝ちをおさめた。

男子プロテニス協会のATP公式サイトにはフリッツのコメントが掲載された。

「最初の試合だから、コンディションに慣れるのに苦労したね。全てが少しずつ違っていたんだ。思っていたより寒いしね。でも、試合が進むにつれてより良いプレーができたと思う」

準々決勝では第８シードのＭ・ヒュースラー（スイス）と世界ランク１０１位のＤ・ティーム（オーストリア）のどちらかと対戦する。

同日には第１シードで昨年王者のＨ・ルーネ（デンマーク）、第４シードのＢ・ファン・デ・ザンスフルプ（オランダ）らが８強入り。第３シードのＡ・ズベレフ（ドイツ）、第６シードのＬ・ソネゴ（イタリア）らは敗れて姿を消した。