男子テニスのバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)は17日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク37位の
B・シェルトン(アメリカ)が同54位の
M・マクドナルド(アメリカ)を7-5, 6-4のストレートで破り、初戦突破を果たした。
>>ルードvsシェルトン 1ポイント速報<<>>>ダニエル 太郎、ジョコビッチらスルプスカOP組合せ<<昨年全米大学王者に輝き、プロに転向した20歳のシェルトンは今年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で初出場でベスト8進出の快挙を果たす。
前週に行われたロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)では、1回戦で世界ランク31位の
G・ディミトロフ(ブルガリア)に逆転負けを喫していた。
この日の第1セット、シェルトンは第3ゲームから3ゲーム連取に成功したものの、第6ゲームから3ゲーム連取を許す。それでも第12ゲームで再びブレークを奪い、54分で先行する。
続く第2セット、いきなり2ゲーム連取に成功したシェルトンだったが、マクドナルドに第3ゲームから4ゲーム連取を許す。それでも、第8・第10ゲームでブレークに成功し、1時間38分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトでシェルトンのコメントを紹介している。
「自分は今回のトーナメントでいいスタートを切ったと思う。自分なりに良いプレーをした部分もあるけど、改善できる点もあると感じた。これから数日間で改善し、自分のプレーを磨いていきたいと思っている」
「今日の戦い方には満足している。クレーコートでプレーしていると、当然いろいろなことが起こる。しかし、今日は精神的にも強く、競争意識も高かったので満足している」
シェルトンは2回戦で第3シードの
C・ルード(ノルウェー)と対戦する。今大会シード勢は1回戦免除のため、ルードは2回戦から登場。
シェルトンとルードは2度目の顔合わせで、シェルトンの1勝0敗。前回対戦したのはシェルトンがプロ転向を表明する直前、昨年8月のW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)2回戦で、シェルトンが当時世界5位のルードを6-3, 6-3のストレートで破り、金星を飾った。
シェルトンはルードについて「サーフェスも違えば、状況も違う。前回対戦したとき、彼は僕が誰だか分からなかったと思うし、今は僕のことを知っていると思う。彼は自分がどんなプレーをするか準備ができていると思うし、僕はこの対戦をとても楽しみにしているんだ」とコメントした。
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