男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は10日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク22位の
M・ベレッティーニ(イタリア)が同38位の
M・クレッシー(アメリカ)を6-4, 6-2のストレートで破り、大会初白星を飾るとともに初戦突破を果たした。
>>ジョコビッチらモンテカルロ組合わせ<<先月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)では、2回戦で
M・マクドナルド(アメリカ)に6-7 (8-10), 6-7 (5-7)のストレートで敗れていたベレッティーニ。ロレックス・モンテカルロ・マスターズに出場するのは3度目であり、過去2大会はいずれも初戦敗退を喫している。
この日の第1セット、アンフォーストエラーを5本に抑えたベレッティーニは10本のウイナーを決める。リターンゲームでは1度のブレークに成功し、49分で先行する。
続く第2セット、序盤で4ゲーム連取に成功したベレッティーニ。自身のサービスゲームでは1度もブレークを許すことなく、1時間26分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトでベレッティーニのコメントを紹介している。
「いろいろな理由で今年のスタートは大変なものだった。だけど僕は戻ってきたし、この美しい大会で戦い、いいテニスをしている。勝利できて本当にうれしいし、レベルが高いと思った」
ベレッティーニは2回戦で世界ランク33位の
F・セルンドロ(アルゼンチン)と対戦する。セルンドロは1回戦で第14シードの
C・ノリー(イギリス)を6-3, 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第10シードの
H・フルカチュ(ポーランド)、第14シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)、世界ランク36位の
D・シュワルツマン(アルゼンチン)、ワイルドカード(主催者推薦)で出場する同90位の
S・ワウリンカ(スイス)、同じくワイルドカードで参戦する同106位の
D・ティーム(オーストリア)らが2回戦に駒を進めている。
■関連ニュース
・ベレッティーニ「最悪を覚悟した」・錦織 アメリカでコーチと練習・ティーム 7年ぶりの1回戦に勝利■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング