男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は27日、シングルス3回戦が行われ、第25シードの
F・セルンドロ(アルゼンチン)が第5シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)を6-2, 7-5のストレートで破り、2年連続2度目のベスト16進出を果たした。
>>アルカラス、メドベージェフら マイアミOP組合せ<<>>サバレンカら マイアミOP女子組合せ<<昨年大会では
G・モンフィス(フランス)、
F・ティアフォー(アメリカ)、
J・シナー(イタリア)らを撃破。準決勝で
C・ルード(ノルウェー)に敗れたものの「ATPマスターズ1000」初出場で4強入りしている。
前週のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)ではシードのため初戦となった2回戦で
J・ソック(アメリカ)を下したものの、3回戦でオジェ アリアシムに5-7, 4-6のストレート負けを喫していた。
リベンジマッチとなったこの日の第1セット、セルンドロはファーストサービスが入ったときに79パーセントの確率でポイントを獲得。第1ゲームでいきなりブレークに成功すると第5ゲームで2度目のブレークを奪い、先行する。
続く第2セットでは第5ゲームでブレークに成功。第8ゲームでブレークバックを許したものの、第11ゲームで再びブレークを奪う。サービング・フォー・ザ・マッチとなった第12ゲーム、1度のブレークポイントを凌いだセルンドロが3度目のマッチポイントをものにし、1時間43分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにセルンドロのコメントを掲載し「マスターズ1000で、ここマイアミで再びベスト16に進出できて、とてもうれしいよ。昨年と同じようにプレーできていて、自分のレベルにも満足している。このまま続けていきたいね」と語った。
「勝利の鍵の1つは、彼のサーブをよく読んだこと。これまで彼と戦った試合よりも、ずっといいプレーができたと思う。今日は前回対戦よりも自信があったし、それがもう1つの鍵だったね。サーブも良かったし、ブレークポイントも1回しかなかった。レベルをとても高く保てたと思うから、すごくうれしいよ」
勝利したセルンドロは4回戦で第12シードのティアフォーと世界ランク59位の
L・ソネゴ(イタリア)の勝者と対戦する。
同日には第2シードの
S・チチパス(ギリシャ)、第14シードの
K・ハチャノフ、世界ランク62位の
A・マナリノ(フランス)、同79位の
Q・アリス(フランス)が16強に駒を進めている。

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