男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は26日、シングルス3回戦が行われ、第10シードの
J・シナー(イタリア)が第21シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)を6-3, 6-4のストレートで破り、3年連続のベスト16進出を果たした。
>>アルカラス、メドベージェフら マイアミOP組合せ<<>>サバレンカら マイアミOP女子組合せ<<21歳で世界ランク11位のシナーは先月の南フランス・オープン(フランス/モンペリエ、室内ハード、ATP250)で今季初優勝。その翌週のABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)では準優勝を飾っている。
前週のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)では4強入りしているシナー。マイアミ・オープンでは2021年に準優勝、2022年に8強入りしている。
今大会、シード勢が1回戦免除のため初戦となった2回戦では世界ランク58位の
L・ジェレ(セルビア)を6-4, 6-2のストレートで下し初戦突破を決めた。
この日の第1セット、シナーはファーストサービスが入ったときに77パーセントの確率でポイントを獲得し1度もブレークチャンスを与えず。リターンゲームでは2度のブレークに成功し、先行する。
続く第2セットでは第1ゲームでブレークを許したシナー。第4ゲームでブレークバックに成功すると直後の第5・第6ゲームでは互いにブレークを奪う。その後はサービスキープが続くも第10ゲームで3度目のマッチポイントなるブレークポイントをものにし、1時間27分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにシナーのコメントを掲載し「(今大会)夕方にプレーするのは初めてだった。リターンゲーム、特にセカンドサーブではアグレッシブにいけたので、とても満足している。彼(ディミトロフ)はとても才能があり、知的な選手なので、今日の自分のプレーにはとても満足しているよ」と語った。
勝利したシナーは4回戦で第6シードの
A・ルブレフと対戦する。ルブレフは3回戦で第29シードの
M・キツマノビッチ(セルビア)を6-1, 6-2のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第1シードの
C・アルカラス(スペイン)、第7シードの
H・ルーネ(デンマーク)、第9シードの
T・フリッツ(アメリカ)、第16シードの
T・ポール(アメリカ)らが16強へ駒を進めた。

■関連ニュース
・シナーがチチパス撃破「うれしい」・シナー 棄権理由「体調優れず」・シナー 完勝で全豪2年連続3回戦へ■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング