男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は14日、シングルス4回戦が行われ、第11シードの
J・シナー(イタリア)が世界ランク100位の
S・ワウリンカ(スイス)を6-1, 6-4のストレートで破り、大会初のベスト8進出を果たした。
>>アルカラス、メドベージェフらBNPパリバOP組合せ<<>>シフィオンテクらBNPパリバOP組合せ<<21歳で世界ランク13位のシナーは先月の南フランス・オープン(フランス/モンペリエ、室内ハード、ATP250)で今季初優勝。また翌週のABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)では準優勝を飾っている。
3年連続3度目の出場となるシナーは過去2大会では16強入り。今大会、シード勢は1回戦免除のため初戦となった2回戦で世界ランク43位の
R・ガスケ(フランス)、3回戦で同68位の
A・マナリノ(フランス)を下し3年連続で16強に駒を進めた。
この日の第1セット、第3ゲームで3度のブレークポイントを凌いだシナーは直後の第4ゲームでブレークに成功。元世界ランク3位のワウリンカから5ゲームを連取し、先行する。
続く第2セットでは第2ゲームで先にブレークを許すも直後の第3ゲームでブレークバックに成功。4ゲームを連取すると第8ゲームでは2度のブレークポイントを凌ぎ、1時間38分で勝利した。
勝利したシナーは準々決勝で第4シードの
T・フリッツ(アメリカ)と対戦する。フリッツは4回戦で世界ランク84位の
M・フチョビッチ(ハンガリー)を6-4, 6-3のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第1シードの
C・アルカラス(スペイン)、第5シードの
D・メドベージェフ、第10シードの
C・ノリー(イギリス)、第14シードの
F・ティアフォー(アメリカ)、第23シードの
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)が8強に駒を進めている。
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