男子テニスのアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBC(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)は2日、第4シードの
H・ルーネ(デンマーク)と世界ランク24位の
M・ベレッティーニ(イタリア)のシングルス準々決勝が行われたが、6-0, 1-0とリードの時点でベレッティーニが棄権を表明したため、ルーネが今季2度目のベスト4進出を果たした。
>>ルブレフvsズベレフ 1ポイント速報<<>>ジョコビッチvsメドベージェフ 1ポイント速報<<>>ルーネ、フリッツらアカプルコ組合せ・結果<<19歳で世界ランク10位のルーネは1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で初の16強入り。先月の南フランス・オープン(フランス/モンペリエ、室内ハード、ATP250)ではベスト4進出を決めたものの、翌週のABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)では2回戦で途中棄権していた。
初出場となった今大会では1回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場する世界ランク41位の
B・シェルトン(アメリカ)、2回戦で同85位の
N・ボルジェス(ポルトガル)を下し8強入りした。
この日の第1セット、ルーネはファーストサービスが入ったときに89パーセントの高い確率でポイントを獲得。開始から主導権を握るとベレッティーニに1ゲームも取られることなく先行する。
しかし、続く第2セット、ルーネが第1ゲームをキープした時点でベレッティーニが棄権を表明。右足を負傷したことでプレー続行が不可能となった。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにルーネのコメントを掲載し「僕のほうは完璧に近かったと思う。最初から最後まで素晴らしいプレーができた。もちろん、このような形で終わるのは決していいことではない。彼(ベレッティーニ)には頑張ってほしい」と語っている。
勝利したルーネは準決勝で第8シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)と対戦する。デ ミノーは準々決勝で予選を勝ち上がった世界ランク125位の
ダニエル太郎を6-2, 6-2のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第3シードの
T・フリッツ(アメリカ)と第7シードの
T・ポール(アメリカ)が4強に駒を進めている。
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