男子テニスのアルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、レッドクレー、 ATP250)は18日、シングルス準決勝が行われ、第1シードの
C・アルカラス(スペイン)が世界ランク74位の
B・ミラリェス(スペイン)を6-2, 6-2のストレートで破り、決勝進出を果たした。
>>メドベージェフら ロッテルダム組合せ・結果<<>>デルレイビーチOP組合せ・結果<<19歳のアルカラスは昨年9月の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で四大大会初優勝を飾り世界ランク1位へ浮上。その後11月に脇腹を負傷しオフシーズンを迎えると、今季開幕前に右脚を負傷して全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)を欠場し、今大会が自身の今季開幕戦となった。
上位シード勢は1回戦免除のため2回戦から登場したアルカラスは初戦で世界ランク57位の
L・ジェレ(セルビア)をフルセットで、準々決勝で世界ランク90位の
D・ラヨビッチ(セルビア)をストレートで下して4強入りを決めた。
この日、ファーストサービスが入ったときに73パーセントの確率でポイントを獲得したアルカラス。1度のブレークを許したもののリターンゲームでは5度のブレークに成功し、1時間16分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにアルカラスのコメントを掲載し「僕にとって本当に特別な瞬間。怪我の後、少し落ち込んでいたので、この4ヶ月で自信とリズムを取り戻さなければならなかった。復帰して2023年最初の大会で決勝に進出できたことは、僕にとってとても特別なことだよ」と語った。
勝利したアルカラスは今季初優勝をかけて決勝で第2シードの
C・ノリー(イギリス)と対戦する。ノリーは準決勝で予選勝者で世界ランク101位の
JP・ヴァリジャス(ペルー)を7-6 (7-5), 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。
アルカラスとノリーは今回が5度目の顔合わせでアルカラスの3勝1敗。直近では昨年8月のW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)準々決勝で対戦しており、ノリーが7-6 (7-4), 6-7 (4-7), 6-4のフルセットで勝利している。
ノリーについてアルカラスは「何度か対戦したことがあるんだ。(彼は)本当に、本当にタフな選手。決勝では自分の全てを出し切らなければならないと思っている。本当にタフな決勝戦になるだろうけど、同時に美しい決勝戦になるだろうね」と明かした。
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