男子テニスのアルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、レッドクレー、 ATP250)は17日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードの
C・アルカラス(スペイン)が世界ランク90位の
D・ラヨビッチ(セルビア)を6-4, 6-2のストレートで破り、準決勝進出を決めた。
>>メドベージェフら ロッテルダム組合せ・結果<<>>デルレイビーチOP組合せ・結果<<19歳のアルカラスは昨年9月の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で四大大会初優勝を飾り世界ランク1位へ浮上。その後11月に脇腹を負傷しオフシーズンを迎えると、今季開幕前に右脚を負傷して全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)を欠場し、今大会が自身の今季開幕戦となった。
上位シード勢は1回戦免除のため2回戦から登場したアルカラスは、15日に行われた1回戦で世界ランク57位の
L・ジェレ(セルビア)を6-2, 4-6, 6-2のフルセットで破り、約3カ月ぶりの復帰戦に勝利してベスト8に進出した。
アルカラスは過去1勝0敗のラヨビッチに対して、第1セットはファーストサーブ時のポイント獲得率が53%、ダブルフォルトを3本犯すなどラヨビッチに2度ブレークを許すも、3度ブレークを奪って第1セットを先取する。
第2セットに入るとサービスゲームが安定したアルカラスは1度もブレークを許さず、自身は2度のブレークに成功してストレート勝ちをおさめた。
試合後のアルカラスのコメントが男子プロテニス協会のATP公式サイトに掲載され、「最初から最後の1球、最後の1ポイントまで、本当にいいプレーができたと思う」と語った。
「本当に難しい試合になると思っていた。ドゥサン(ラヨビッチ)はクレーで素晴らしいプレーをしているし、本当にタフな選手だから」
「コートの深いところから、しっかりプレーしなければならなかった。今年2度目の試合だったけど、自分のパフォーマンスにはとても満足している」
昨年ツアー5勝で全米オープン以来のタイトルを狙うアルカラスは、準決勝で世界ランク30位の
F・セルンドロ(アルゼンチン)と同74位の
B・ミラリェス(スペイン)の勝者と対戦する。
また同日に行われた準々決勝では、第2シードの
C・ノリー(イギリス)、予選勝者で世界ランク101位の
JP・ヴァリジャス(ペルー)が準決勝進出を決めている。
■関連ニュース
・アルカラス、ジョコは「神のような存在」・西岡 良仁、 次週はアカプルコ出場・錦織「足首に痛み」原因も分からず■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング