男子テニスのABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)は17日にシングルス準々決勝が行われ、第6シードの
D・メドベージェフが昨年覇者で第3シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)を6-2, 6-4のストレートで破り、ベスト4進出を決めた。
>>メドベージェフら ロッテルダム組合せ・結果<<>>デルレイビーチOP組合せ・結果<<メドベージェフは同大会に2年ぶり5度目の出場で、最高成績は2019年のベスト4。今大会は1回戦で世界ランク31位の
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)を4-6, 6-2, 6-2で、2回戦で同35位の
B・ファン・デ・ザンスフルプ(オランダ)を6-2, 6-2で退けて8強入りを決めた。
一方、今大会に5度目の出場のオジェ アリアシムは、昨年悲願のキャリア初優勝をロッテルダムで挙げた。今大会は1回戦で世界ランク60位の
L・ソネゴ(イタリア)、2回戦で同71位の
G・バレール(フランス)にストレート勝ちで準々決勝に駒を進めた。
メドベージェフとオジェ アリアシムは5度目の対戦で、これまでメドベージェフが4戦4勝。直近の対戦となった昨年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)準々決勝では、6-7(4-7),3-6, 7-6(7-2),7-5, 6-4の4時間41分に及ぶ激闘をメドベージェフが制している。
この試合、第1セットはメドベージェフがオジェ アリアシムのセカンドサービス時に71%(10/14本)の確率でポイントを獲得。第5、第7ゲームでブレークに成功して36分で第1セットを先取する。
第2セット、メドベージェフが第3ゲームで先にブレークを奪うとオジェ アリアシムが直後の第4ゲームでブレークバックに成功してイーブンに戻す。それでも試合を通じてアンフォーストエラーがわずか5本のメドベージェフが主導権を握り、第7ゲームで再びブレークを奪って準決勝進出を決めた。
勝利したメドベージェフは準決勝で、世界ランク28位の
G・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦する。ディミトロフは準々決勝で、同25位の
A・デ ミノー(オーストラリア)を6-3, 3-6, 7-6(8-6)のフルセットで破っての勝ち上がり。両者は7度目の対戦で、メドベージェフが4勝2敗とリードしている。
【準々決勝 組合せ・結果】
※ドロー順に記載
J・シナー(イタリア) vs. (PR)
S・ワウリンカ(スイス)(WC)
G・ブラウワー(オランダ)(オランダ) vs. (WC)
T・フリークスポール(オランダ)(6)D・メドベージェフ vs. (3)F・オジェ アリアシム, 6-2, 6-4
G・ディミトロフ vs. A・デ ミノー, 6-3, 3-6, 7-6(8-6)
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