男子テニスのダラス・オープン(アメリカ/ダラス、室内ハード、ATP250)は9日、シングルス2回戦が行われ、第1シードの
T・フリッツ(アメリカ)がワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク141位の
J・ソック(アメリカ)を7-6 (7-5), 6-4のストレートで破り、2年連続のベスト8進出を果たした。
両者は6度目の顔合わせでフリッツの3勝2敗。直近では2022年の同大会2回戦で顔を合わせており、その時フリッツが6-1, 6-4のストレートで勝利している。
上位4シードは1回戦免除のため、この日が初戦となったフリッツは第1セット、互いにサービスキープが続くも、第10ゲームで訪れたセットポイントを決められず、タイブレークに突入。それでも2度のミニブレークに成功し、57分で先行する。
続く第2セット、ファーストサービスが入った時に90パーセントの高い確率でポイントを獲得したフリッツは、1度もブレークを許さず1時間36分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトでフリッツのコメントを紹介している。
「かなりいいプレーができたと思う。彼(ソック)はサーブがうまく、僕が彼のサーブでチャンスを得たときは、彼がうまくポイントを取ったので、かなりタイトな試合だったね」
「ブレークポイントを奪うことはできなかったけど良いプレーができたし、サーブをうまく守れたのでこの試合には満足しているよ」
フリッツは準々決勝で第7シードの
M・ギロン(アメリカ)と対戦する。ギロンは2回戦で世界ランク80位の
O・オッテ(ドイツ)を6-4, 4-6, 6-2のフルセットで下しての勝ち上がり。
同日には、第5シードの
J・イズナー(アメリカ)、第8シードの
A・マナリノ(フランス)、世界ランク102位の
E・ゴメス(エクアドル)(エクアドル)が8強へ駒を進めた。
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