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マレー 5時間死闘でベレッティーニ撃破

アンディ・マレー
死闘を制したマレー
画像提供: ゲッティイメージズ
テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は17日、男子シングルス1回戦が行われ、世界ランク66位のA・マレー(イギリス)が第13シードのM・ベレッティーニ(イタリア)を6-3, 6-3, 4-6, 6-7 (7-9),7-6 (10-6)のフルセットで破り、2年連続12度目の初戦突破を果たした。

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昨年9月の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)3回戦ではベレッティーニが勝利していたこの対決。今回は第2ゲームでマレーが先にブレークを奪い主導権を握ると、5本のサービスエースを決めるなど1度もブレークを許すことなく第1セットを先取。

第2セットでもマレーは第1ゲームで先にブレークしガッツポーズ。流れを完全に握りリードを奪うと第9ゲームでもブレークに成功しセットカウント2-0と勝利に王手をかける。

第3セット、ストレート勝ちに向け序盤から攻め立てるマレーだったが、ミスも重なり第3ゲームでブレークチャンスを握られる。しかしこれを凌ぐと直後の第4ゲームではマレーにブレークポイントが。ここではベレッティーニの強烈なフォアハンドに押し込まれキープされるもここから互いにチャンスが増えていく。迎えた第5ゲームでマレーはこの日初めてブレークを許すとその後挽回できずセットカウント2-1となる。

第4セットは両者譲らずタイブレークに突入。互いにミニブレークを奪い合う展開となるが、サービスでフリーポイントが取れるベレッティーニに対し、リターンで主導権を握れなかったマレーは7-8となったサービス時にキープできずファイナルセットに入った。

ファイナルセットを迎えた時点で、すでに開始から3時間35分が経過したこの試合。序盤は第3・第4セットと同様にキープが続く。4-5で迎えた第10ゲームでマッチポイントを握られたもののこれをセーブ。崖っぷちからキープし10ポイントのマッチタイブレークに入る。序盤5ポイントを連取し流れを掴んだマレーが最後までリードを守り4時間49分の死闘を制した。

2回戦では世界ランク57位のF・フォニーニ(イタリア)と同110位のT・コキナキス(オーストラリア)のどちらかと対戦する。

一方、敗れたベレッティーニは昨年の全豪オープンでベスト4まで駒を進めていたが、今年は2019年以来4年ぶりに初戦敗退を喫することとなった。

同日には第5シードのA・ルブレフ、第27シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)らが初戦突破を果たしている。

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(2023年1月17日17時05分)



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