テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は16日、男子シングルス1回戦が行われ、2年連続準優勝中の第7シード
D・メドベージェフが世界ランク60位の
M・ギロン(アメリカ)を6-0, 6-1, 6-2のストレートで破り、初戦突破を果たして初優勝に向け好発進した。
>>ジョコビッチvsカルバレス バエナ 1ポイント速報<<>>西岡、ダニエル、綿貫ら全豪OP男子 組合せ<<26歳のメドベージェフは今季開幕戦となったアデレード国際1(オーストラリア/アデレード、ハード、ATP250)に出場。3試合に勝利し4強入りしたものの、準決勝で
N・ジョコビッチ(セルビア)に屈していた。
全豪オープンでは今回の勝利で6年連続となる初戦突破。最高成績は2021年と2022年に記録した準優勝で、今年は「3度目の正直」を狙う。
1回戦、メドベージェフは29本のウィナーを決めファーストサービスが入ったときに78パーセントの確率でポイントを獲得。ギロンに試合を通して1度もブレークを許さず、リターンゲームでは7度のブレークに成功し、1時間36分で完勝した。
試合後にメドベージェフは「この試合には本当に満足している。マルコス(ギロン)はタフな相手だから、グランドスラムの1回戦でこのスコアで勝てたことは素晴らしいことだ。自分のレベルには本当に満足しているし、次のラウンドが楽しみだよ」とコメントしている。
2回戦ではワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク140位の
J・ミルマン(オーストラリア)と対戦する。ミルマンは1回戦で同51位の
M・ヒュースラー(スイス)を逆転で下しての勝ち上がり。
2回戦についてメドベージェフは「僕は5年から6年ツアーに出ているけど、彼(ミルマン)と対戦したことはないんだ。彼は素晴らしい選手。特にここオーストラリアではね。偉大な選手で、ロジャー(フェデラー)がトップだった頃、全米オープンで破っているでしょ?素晴らしいテニスをすることができる。僕もベストを尽くさないとね」
また、全豪オープン初優勝を狙うメドベージェフは、仮に今大会も決勝に進出した場合3大会連続での決勝の舞台となり、
M・ビランデル(スウェーデン)、
I・レンドル(アメリカ)、ジョコビッチに続く4人目の記録を達成することになる。
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