男子テニスのアデレード国際1(オーストラリア/アデレード、ハード、ATP250)は7日、シングルス準決勝が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が第3シードの
D・メドベージェフを6-2, 6-4のストレートで破り、決勝進出を果たした。ジョコビッチは試合中に痛めた左脚の太ももについて「深刻なものではなかった」と語った。
>>ジョコビッチvsコルダ決勝 1ポイント速報<<>>ジョコビッチらアデレード国際1 組合せ・結果<<ジョコビッチとメドベージェフは13度目の顔合わせでジョコビッチの8勝4敗。直近では昨年のツアー最終戦Nitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)の予選ラウンドロビンで対戦し、ジョコビッチが6-3, 6-7 (5-7), 7-6 (7-2)のフルセットで勝利している。
ジョコビッチは今大会、準々決勝で第7シードの
D・シャポバロフ(カナダ)を下して4強入り。
この試合の第1セット、ジョコビッチは第4ゲームでブレークに成功。ジョコビッチは第7ゲーム途中で左脚のハムストリングスを痛め、その後メディカルタイムアウトを取って一時コートを離れる。それでも、その後はブレークを許さずに第1セットを先取する。
続く第2セットでは第7ゲームでブレークに成功。直後の第8ゲームでは2度のブレークポイントを握られるも凌ぎ、1時間30分で勝利した。
試合後のジョコビッチのコメントが男子プロテニス協会のATP公式サイトに掲載され、痛めたハムストリングスの状態について「幸いなことにそれほど深刻なものではなかった。もしそうだったらプレーを続けることはできなかっただろう。メディカルタイムアウトを取って抗炎症剤を試したら、数ゲーム後には落ち着いた感じだった」と語った。
「サーブをブレークされないように、勢いを保つことに集中していた。それが鍵だったと思うし、最終的にはチャンスをつかめたと思う」
「試合が進むにつれてハムストリングスが温まって(痛みが)気にならなくなってきたと思うので、明日はすべてうまくいくことを期待しているよ」
勝利したジョコビッチは決勝で世界ランク33位の
S・コルダ(アメリカ)と対戦する。コルダは準決勝で同36位の
西岡良仁と対戦し、7-6 (7-5), 1-0の時点で西岡が棄権したため、勝ち上がりを決めた。
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