男子テニスの国別対抗戦デビスカップファイナルズ(スペイン/マラガ、室内ハード)で4強入りしているカナダ代表に選出されている世界ランク6位の
F・オジェ アリアシム(カナダ)と同100位の
V・ポスピシル(カナダ)のコメントが掲載された。
デビスカップファイナルズはグループステージを勝ち抜いた8チームが争うトーナメント形式の大会で、22日から27日にかけて開催。第1・第2試合はシングルス、第3試合はダブルスが行われ、オジェ アリアシムはドイツとの準々決勝で世界ランク65位の
O・オッテ(ドイツ)をストレートで破り、チームの勝利に貢献した。
大会初優勝を狙うカナダは22歳のオジェ アリアシムと世界ランク18位で23歳の
D・シャポバロフ(カナダ)が現在はシングルスを牽引。そこに32歳のベテラン ポスピシルがダブルスで控えている。
オジェ アリアシムは「カナダを代表して勝つのは、いつもいい気分なんだ」とコメント。
「このメンバーで一緒にプレーし、一緒に時間を過ごすのは1年のうちで1番楽しみな週なんだ。チームのみんなとは、一緒に育ってきた仲間だからとても仲がいい。テニスをしていて、勝利を目指すだけでなく、仲間に囲まれているのは本当に楽しいことなんだよ」
「それに、チームのみんなから応援してもらえるとプレッシャーも少なくなる。コートの中にいても、みんな一緒にやっているんだという気持ちになるんだ」
2019年のデビスカップファイナルズでは、決勝でスペインに屈しあと一歩タイトルに届かなかったカナダ。ポスピシルはその経験がさらにチームの結束力を高めていると明かしている。
「これまでもデビスカップで成功を味わい、2019年には決勝に進出した。僕らはもう1度それを経験し、さらに一歩進むことに飢えている。それは僕ら全員が望んでいることであり、今週はタイトルを狙っているよ」
カナダは3年ぶりの決勝進出をかけて、準決勝でイタリアと対戦する。
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