日本テニスの頂点を争う大会、大正製薬リポビタン 全日本テニス選手権97th(東京/有明、ハード)は22日、女子シングルス1回戦が行われ、
石井さやかが松田鈴子を6-3, 6-4のストレートで破り、初戦突破を果たした。
>>全日本 男子シングルス組合せ<<>>全日本 女子シングルス組合せ<<同大会は昨年ブルボンビーンズドーム(兵庫県三木市、ハード)で開催され、女子シングルスは第7シードの川村茉那が第15シードの
光崎楓奈を6-1, 3-6, 6-4のフルセットで破り、初優勝を飾った。
今年は有明コロシアムならびに有明インドアコートを舞台に予選が19日から21日、本戦が22日から30日にかけて行われる。
前週のITFジュニアサーキット グレードAの大阪市長杯 世界スーパージュニアテニス選手権大会(大阪府/ITC靱テニスセンター、ハード)で準優勝を果たした石井はこの試合、松田に1セットも取られることなく、2回戦に駒を進めた。
試合後の会見で石井は「今日は同い年のライバルとの試合で緊張していましたが、ちゃんと勝ち切ることができてよかったと思います。最後は自分から相手を振り回して攻めていけました。その部分が勝ち切れた要因かなと感じます」と語った。
「全日本テニス選手権には日本でトップのプロの選手も出場しています。なので、そこで自分がどのくらい戦えるか、チャレンジャーという気持ちで臨んでいます」
また、11月11日、12日に有明コロシアムで開催される女子テニスの国別対抗戦、ビリー・ジーン・キング・カップ by BNPパリバのプレーオフ「日本対ウクライナ」のメンバーに初めて選ばれたことに関しては次のように述べている。
「最初はすごく驚きましたが、この機会を頂けたのでチームに貢献できるように頑張りたいと思いました。出場できなかったとしても機会を貰えたので、得たものを自分の中に吸収したいと思います」
勝利した石井は2回戦で第12シードの
阿部宏美と対戦する。今大会のシード勢は1回戦免除のため阿部はこの試合が初戦となる。
会見に臨んだ石井さやか[画像:tennis365.net]
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