日本テニスの頂点を争う大会、大正製薬リポビタン 全日本テニス選手権97th(東京/有明、ハード)は22日、男子シングルス1回戦が行われ、藤原智也が
江原弘泰を3-6, 6-4, 6-4の逆転で破り、初戦突破を果たした。
>>全日本 男子シングルス組合せ<<>>全日本 女子シングルス組合せ<<同大会は昨年ブルボンビーンズドーム(兵庫県三木市、ハード)で開催され、男子シングルスは第1シードの
清水悠太が第3シードの
今井慎太郎を6-3, 6-4のストレートで破り、初優勝を飾った。
今年は有明コロシアムならびに有明インドアコートを舞台に予選が19日から21日、本戦が22日から30日にかけて行われる。
この試合、昨年インカレを単複制覇し、今年はシングルス準優勝をおさめた慶應義塾大3年の藤原は2014年全日本覇者の江原に第1セットを先取されるも、その後は続く第2・ファイナルセットをものにし、2回戦に駒を進めた。
試合後の会見で藤原は「率直によかったです。プレーもそうですし勝つこともできました。学生なので思い切りという部分を意識して貫き通せたのもよかったです」と語った。
「第1セットの序盤は自分が結構よかったですけど、終盤は1ゲームも取ることができずに終わってしまった。なので第2セットではラリーを長く続けること、チャンスがある時には打ちに行くっていうことを意識しました。それでポイントを取ることができました」
3度目の出場で本戦初白星を挙げたことについては「うれしいです。過去2回はワイルドカード(主催者推薦)で出場しましたが、自分の力を発揮できずに終わってしまった。今回は予選から勝ち上がって、今年こそはという気持ちがあったので率直にうれしいです」と述べた。
勝利した藤原は2回戦で第3シードの
越智真と対戦する。今大会のシード勢は1回戦免除のため越智はこの試合が初戦となる。
会見に臨んだ藤原智也[画像:tennis365.net]
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