男子テニスのヒホン・オープン(スペイン /ヒホン、ハード、ATP250)は16日、シングルス決勝が行われ、第1シードの
A・ルブレフが世界ランク47位の
S・コルダ(アメリカ)を6-2, 6-3のストレートで破り、今季4勝目を挙げた。
準決勝で世界ランク165位の
D・ティーム(オーストリア)をストレートで下したルブレフ。この試合の第1セットでは第4ゲームでブレークに成功すると、第8ゲームで2度目のブレークを奪い先行する。
続く第2セットでは第5ゲームで1度のブレークポイントを凌ぐと直後の第6ゲームでブレークに成功。サービング・フォー・ザ・マッチとなった第9ゲームで4度目のマッチポイントをものにし、1時間15分で勝利した。
ルブレフは2月のオープン13・プロヴァンス(フランス/マルセイユ、室内ハード、ATP250)とドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)、4月のセルビア・オープン(セルビア/ベオグラード、クレー、ATP250)に続く、今季4度目の優勝をおさめた。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにルブレフのコメントを掲載し「本当にうれしいね。タイトルを獲得するということは常に特別な感覚。なぜなら、すべての選手がタイトルを獲得するために努力し、最高の大会でプレーしているからね。ここでタイトルを獲ったことは、僕にとって本当に重要なこと。Nitto ATPファイナルズに向けて戦っている僕にとって、すべての週が重要なんだ」と語った。
Nitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)出場をかけた「RACE TO TURIN」(最終戦出場ランキング)で6位につけるルブレフは「ATPファイナルの出場権を獲得することは、本当に素晴らしいことだと思う。3年連続の出場権を獲得することは僕にとって本当に重要なことだよ」と述べている。
一方、敗れた22歳のコルダは昨年5月のエミリア ロマーニャ・オープン(イタリア/パルマ、レッドクレー、ATP250)以来 約1年5カ月ぶりのツアー優勝とはならなかった。
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